菖蒲池
菖蒲池
菖蒲池
〒480-1115 愛知県長久手市菖蒲池
〒518-1141 三重県伊賀市菖蒲池
菖蒲池
菖蒲池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 08:57 UTC 版)
開拓初期にあった小さな池を豊平川上流から流送した木材の貯木場として利用し、当初は工事を請け負った鈴木元右衛門に因んで「元右衛門堀」と呼ばれていた。1887年(明治20年)の中島遊園地の設定後の公園の整備は、この池を中心に考えられ、元々四角い2つの堀であった「元右衛門堀」は一つに繋げられた。また、凸凹の多かった公園内の平地部に起伏を持たせるため、池の周辺に盛土がなされた。公園内を流れる鴨々川の流路も固定され、道路も整備された。池が現在の形になったのは大正時代の末期である。1888年(明治21年)に池の近くに料亭の大中亭が建てられ、池は釣り堀やボートを楽しむことができる場所とされた。さらに1897年(明治30年)頃から池の縁にあるお休み所で貸しボートが始まり、現在でも陸上からとは異なった景観を楽しめる場所として、当公園の人気スポットの一つとなっている。また、1896年(明治29年)以降、冬季にはスケートリンクが造られるようになり、1921年(大正10年)に札幌スケート協会が設立して「第1回スケート競技会」を開催し、1925年(大正14年)からは2月11日に「氷上カーニバル」を開催していた。その後、スケートリンクは1958年(昭和33年)頃に廃止となった。1969年(昭和44年)から翌年にかけての札幌市営地下鉄南北線建設では、池の水を抜き、開削工法で工事を進めた。
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