近鉄奈良線爆破事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 19:40 UTC 版)
「日本の鉄道に関する事件」の記事における「近鉄奈良線爆破事件」の解説
1972年(昭和47年)8月2日 近鉄奈良線の上り普通電車(8000系)内で、菖蒲池駅を出て学園前駅に向かっている途中で爆破装置が爆発した事件。死者は出なかったものの、21人が重軽傷を負った。爆発物は座席の下にデニム地の手提げかばんに入れられており、粉ミルクのアルミ缶に火薬以外の薬品を詰めた爆弾であったものと推定されている。警察は、菖蒲池駅で降りた15人の客の中の若者が犯人と見て行方を追っていたが未解決事件となっている。 爆破されたモ8059・ク8559は証拠物件として保管されたのち、1976年(昭和51年)に2両とも中間車に改造され、他編成に組み込まれた。
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