花咲 つぼみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/17 22:36 UTC 版)
花咲 つぼみ(はなさき つぼみ)は、東映製作のアニメーション『ハートキャッチプリキュア!』に登場する架空の人物。同シリーズの主人公の一人。水樹奈々が声優を務めている。
概要
- プリキュアシリーズ第7作に登場するプリキュア戦士・キュアブロッサムに変身する人物。家族構成は両親(花咲 陽一、花咲 みずき)、祖母(花咲 薫)の4人だったが、最終話で妹(花咲 ふたば)が加わって5人となっている。
- 引込思案な性格であり、その性格もありエリカに振り回される原因にもなっている。ほかに思い込みが激しく、そのせいで落ち込んだりすることもある。
- 祖母の影響でおばあちゃん子になっており、礼儀正しく言葉遣いは丁寧であり、その影響もあり同級生に対して「さん」・「君」と敬称を用いて読んでいたが、えりかからは「他人行儀」と言われたこともあり、呼び捨てするようになった。第25話以降は明道院いつきも呼び捨てで呼んでいる。ただし、月影ゆりに対しては例外。
- 国語(古文)と理科が得意だが、運動は苦手で高所恐怖症。後述語る理由でえりかの強引な誘いでファッション部に副部長として入部し、当初希望していた園芸部にも掛け持ちすることになった。
- 花言葉を覚えているほどの花好きでもあり、将来の夢は植物学者になり世界中にある砂漠を花畑にすること(最終話において宇宙飛行士になり「草も花も無い宇宙に少しでも花を咲かせること」という夢も加えられることになった)。
- 眼鏡をかけており、状況によっては外すことがある。なお、一度だけえりかがつぼみの眼鏡をつけていたことがあった[2]
劇中での活躍
ハートキャッチプリキュア!
- 鎌倉から祖母の住む希望ヶ花市に引っ越す際、先輩格のプリキュア・キュアムーンライト(月影ゆり)が敗北し、変身能力を喪失する夢を見る。数日後、明道院学園とのちにキュアマリンとなる来海えりかと出会う。その後、妖精のシブレとコブレと出会いキュアフラワーに会わせてもらいたいちう要求を聞いているとき、えりかがサソリーナによってデザトリアンになって襲われた際、えりかの心の声を聞いたつぼみが怒りを爆発させると同時にエリカを救い出したい気持ちが通じたのか、シプレの持っていたココロパフュームが光りだしキュアブロッサムへと覚醒する。変身した自分に動揺したせいもあり力をコントロールできずエリカデザトリアンに敗北するものの、なんとか勝利しエリカを元に戻す。のちにキュアサンシャインとなる明道院いつきや月影ユリの出会い、そして砂漠の使徒、ダークプリキュアなどの戦いを経てパワーアップし、最終決戦で砂漠の使徒のボス、デューンを愛の力・こぶしパンチを放って倒す[3]。
プリキュアオールスターシリーズ
- 映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!でえりかとともに登場。
- 映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花ではピンクチームとして登場。プリキュアの先輩として、キュアメロディをリードすることとなる。
- 映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだちではえりか、いつき、ゆりとともに登場。
- 映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだちでは影と影に唆されたグレルによる罠によって返信能力を奪われるが取り返し、反撃に出ている。
- 映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだちでは夢の世界で植物学者になっていたが、性格が変わっていた。
その他
- 2010年(平成22年)7月24日・25日に西武ドームで催された『NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010』で、水樹自身がキュアブロッサムの扮装で登場し、着ぐるみのキュアブロッサムとキュアマリンと共演を果たした(25日には、キュアマリン役の水沢も登場)。
- 2010年(平成22年)12月31日のNHK『第61回NHK紅白歌合戦』キャラクター紅白歌合戦コーナーで、本人とえりか、いつき、ゆりとともに水樹奈々、AKB48が共演し『Alright!ハートキャッチプリキュア』を歌っている[4]。
脚注
- ^ 東映版ハートキャッチプリキュア公式サイト・キャラクター
- ^ 第 1 話 私、変わります!変わってみせます!!東映版ハートキャッチプリキュア公式サイト
- ^ 第 49 話 みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!東映版ハートキャッチプリキュア公式サイト
- ^ [紅白歌合戦]水樹奈々「49人目になれますか?」 AKB48とプリキュア披露マイコミジャーナル 2010年12月30日[リンク切れ]
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