花の窟神社とは? わかりやすく解説

花の窟神社

花の窟神社
はなのいわや

ご祭神 伊弉冊尊 軻遇突智神

鎮座地 三重県熊野市有馬町
神代の昔より花を供えて祭るので花乃と言う

例大祭春祭 二月二日
    秋祭 十月二日
七里御浜突出する高さ約70mの巨巌神体とする巨巌根元に方5mほどの祭壇設けて白石敷き玉垣めぐらして拝所とする。神殿はなく巨巌崇敬する 太古の風習残している。「日本書紀神代上の一書に「伊弉冊尊火神生む時に灼かれて神退去りましぬ。故、紀伊国熊野有馬村葬りまつる。土俗此の神の魂を祭るには花の時には亦花を以て祭る又鼓笛幟旗用いて歌ひ舞ひて祭る」と記され伊弉冊尊祀る

 熊野市指定文化財
 史跡 天然記念物 花の窟祭祀遺跡
 現状 境内東西117南北198
 地積2.39ha
 窟の頂上よりかけ渡すお網は神と人とをつなぎ神の恵を授けてくださるお網なり

 お網掛神事 (三重県指定無形文化財)
日本書紀」に記されていることが今に引き継がれ2月2日10月2日には多く人々集まり「お網掛神事が行われる。網は藁縄7本を束ねた物で、花をつけた3つ の縄旗が吊るされている。この縄旗は朝廷から毎年奉納された錦の旗であったが、洪水で旗を積んだ船が難破したため、縄でその形を模したのがその始まりといわれて いる。

 花の窟神社の鎮座地有馬町は、縄文時代弥生以来古式遺跡多数分布する所で、この遺跡は、イザナミ神話を奉する弥生農耕民族によってのこされわが国最古祭祀遺跡一つであると思われる
 日本書紀神代巻一書にいう「花の時にを以て祭る」の神事は、今もなお巌として継承されており、ここの祭祀の重要神事は、まさにこの「お網かけ」である。
 花の窟というだけあって境内には豊富な植物育ってます。
神社の森は、巨大な岩塊中心に約2.4haの天然林で、国有林除き市中最大のものだとか。天然林以外は代表的な暖地植物の天然林林内にはニッポンタチバナ・ノシランなど植物分布上珍しい種類含まれているそうです境内はとても気持ち良く、まるで森林浴気分です。
軻遇突智神拝所
手水舎横の丸石 境内にある稲荷社




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