至聖三者大聖堂とは? わかりやすく解説

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至聖三者大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 06:22 UTC 版)

アンドレイ・ルブリョフによるイコン至聖三者
至聖三者聖セルギイ大修道院内にある至聖三者大聖堂。1422年から1423年に建設された。

至聖三者大聖堂(しせいさんしゃだいせいどう、英語:Holy Trinity Cathedralロシア語:Троицкий собор トローイツキイ・サボール)とは、至聖三者を記憶する正教会大聖堂。当記事では非カルケドン派のものも含めた世界各地に存在する至聖三者大聖堂の一覧を掲載する(下方)。大聖堂のみならず、修道院や通常の聖堂にも至聖三者を記憶する「至聖三者修道院」「至聖三者聖堂」「至聖三者教会」は数多くあり、当記事の一覧でも若干扱う。

「至聖三者」とは「三位一体の神」を意味する日本正教会の用語である。「三位」「一体」それぞれの語は日本正教会でも忌避されないが、「三位一体」のようにセットで用いられる事は日本正教会ではまれであり、「三位一体聖堂」「三位一体大聖堂」といった表記は日本正教会では用いられない。単に「聖三者」とも奉神礼では呼ばれるが、修道院聖堂の名には「至聖三者」を用いる慣例がある。

トロイツキー大聖堂もしくはトロイツキー聖堂とも呼ばれるが、これはロシア語で「至聖三者」(Троица)を意味する形容詞"Троицкий"をそのまま片仮名で転写したものである。したがって、非スラヴ語圏の正教会(グルジア正教会ルーマニア正教会ギリシャ正教会など)の至聖三者大聖堂には、トロイツキー大聖堂との呼称は滅多に使われない。

世界各地の正教会の至聖三者大聖堂の一覧

プスコフ至聖三者大聖堂
至聖三者大聖堂 (サンクトペテルブルク)

各国ごとに挙げる。国名を冠した正教会名の並びは五十音順。修道院、および大聖堂ではない聖堂も含んでいる。

アメリカ正教会

ウクライナ正教会

カナダの正教会

グルジア正教会

ルーマニア正教会

ロシア正教会

エルサレム

南極

在外ロシア正教会

非カルケドン派の至聖三者大聖堂

アディスアベバの至聖三者大聖堂

脚注

関連項目

外部リンク


至聖三者大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 18:34 UTC 版)

イリア2世」の記事における「至聖三者大聖堂」の解説

イリア2世祝福受けてトビリシ中心部流れクラ川東側の丘の上に至聖三者大聖堂が建設された。 1988年8月24日イリア2世トビリシ市議会議長イラクリ・アンドリアゼ(グルジア語版)に対して聖三位一体大聖堂の建設のための適切な敷地確保要請した。だが当時有力者たちはこの構想支持せず、街の景観の中ではあまり目立たないような場所を確保しようとした。この流れの中で、いくつか候補上がった。ツクネティ(グルジア語版)の道路沿いも候補一つであったが、その場所はトビリシ景色がほとんど見えない森の中であった。その後市議会実行委員会指示によりニコロズ・バラタシヴィリの坂(グルジア語版)の近郊選定され最終的にエリアの丘に決定した教会の建設は「ジョージア民族的および精神的復興象徴」として宣言され複数実業家や一市民からの匿名寄付によって支援された。イリア2世は至聖三者大聖堂の建設主導し建設にあたって国際コンテストには100件を超えるプラン提出された。 建設はアルチル・ミンディアシヴィリ(グルジア語版)の設計1995年着工し2004年11月23日聖ゲオルギオスの日)に奉献された。

※この「至聖三者大聖堂」の解説は、「イリア2世」の解説の一部です。
「至聖三者大聖堂」を含む「イリア2世」の記事については、「イリア2世」の概要を参照ください。

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