至聖三者のイコンとは? わかりやすく解説

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至聖三者のイコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 05:28 UTC 版)

イコン」の記事における「至聖三者のイコン」の解説

正教会において、三位一体である神(至聖三者)のうち、神子(かみこ)イイスス・ハリストスイエス・キリスト)は先述通りイコン画くことが可能とされ、また聖神゜聖霊)については鴿ハト)の姿で古くから画かれてきたが、神父(かみちち)についてはいかなる姿でも画くことは出来ないものであった。そこで、創世記18章にある、三人天使アブラハムがもてなす姿によって、三位一体象徴するという手法用いられてきた。三人天使至聖三者象徴であると正教会においては解釈される従前アブラハムによるもてなしイコン(「フィロクセニヤ」)においてはアブラハムサラ、牛の屠殺テーブルに並ぶ料理画かれているが、アンドレイ・ルブリョフによるイコン至聖三者』は、詳細を画かず、至聖三者啓示強調している。 1551年モスクワで百章会議ロシア語: Стоглавый собор)と呼ばれる公会議開かれた。百章会議扱った対象多岐に亘るが、至聖三者三位一体)のイコンギリシャ人アンドレイ・ルブリョフよるもののように画かれなければならないとの決議その内容含まれるまた、1666年モスクワ公会において、神父(かみちち)を老人の姿で画きだすことが禁止された。

※この「至聖三者のイコン」の解説は、「イコン」の解説の一部です。
「至聖三者のイコン」を含む「イコン」の記事については、「イコン」の概要を参照ください。

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