自衛官たちの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 01:12 UTC 版)
太田 鷹子(おおた たかこ) 太田司令の一人娘。神・栗コンビのアイドル的存在。 母親がパイロットである夫の身を案じ、不安な毎日を過ごしていたことを子供の時感じていたため、最初は飛行機乗りのことを嫌悪していた。その後、神田・栗原との出会いをきっかけに、父やパイロットにも理解を示すようになる。彼女自身は民間人のはずだが、よく百里基地に出入りしている。 神田・栗原の二人に興味があり、お相手をどちらにするか決めかねている模様。自衛隊とは無関係の男性とお見合いした際、神・栗両方の嫁となって15人の子供(野球とバレーボール各1チーム分)を産むことを妄想した。 栗原 静(くりはら しずか) 栗原の母。芸者であったが早くに他界した。神田が幼い頃に出会った憧れの女性でもあるが、互いに思い出を話しているのが同一人物であることには二人とも気付いていない。 島崎 清美(しまざき きよみ) 栗原の異母妹。線の細い美人で優しい性格の持ち主で、栗原に対しへだてなく接した唯一の父方の肉親。栗原も彼女のことは家族として大切に想っていた。一時期、兄に比べ男らしくなく頼りない婚約者の信吾に物足りなさを感じるが(栗原が兄でなければ、と涙するシーンもある)、ある事件で急速に仲が深まる。 信吾との結婚式の1ヶ月前にハワイで娘の真沙香(まさか)を出産(できちゃった結婚以前に婚前出産だったことで、「まさか妊娠しているとは」というところから栗原が命名)。真沙香が精神を病んだ女性に誘拐された際、ヒッカム空軍基地から機体を拝借した神田・栗原が事態を収拾したのだが、無断借用・無許可飛行・米航空法違反・飛行機破損に加えてパトカーへの機関砲発砲という無法行為に激怒した同基地が航空幕僚監部に苦情を申し入れたため、二人が免職される結果となってしまう。 植村 信吾(うえむら しんご) 清美の婚約者。島崎重工の取引先である会社の社長の息子。見た目は華奢で普段は穏やかな性格であり、清美からは男らしくないと言われていたが、いざというときの肝は据わっており、ある事件で自分の命と引き換えにしてでも清美を救おうとしたことで男を上げる。
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