まくめい‐がっき〔‐ガクキ〕【膜鳴楽器】
膜鳴楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 23:57 UTC 版)
最広義の和太鼓(わだいこ) - 日本の太鼓(膜鳴楽器)の総称。 枠太鼓(わくだいこ) - フレームドラムの日本での名称。 鼓(つづみ)羯鼓/鞨鼓(かっこ) 三ノ鼓 (さんのつづみ) 手鼓(てつづみ、しゅこ) - フレームドラム(枠太鼓)の一種。柄が付いていて、桴(ばち)を用いないで手で打ち鳴らす鼓。特に、能楽や長唄囃子で用いる小鼓。ただし、桴で打ち鳴らす「柄太鼓(えだいこ)」も「手鼓(しゅこ)」と呼ばれる。 小鼓(こつづみ) 大鼓(おおかわ、おおつづみ) 壱鼓 (いっこ) 振鼓(ふりつづみ) - 中国の鼗(とう。別表記:鞉、鞀)の日本での名称。舞楽で舞人が用いる枠太鼓。似せて作られた玩具は「でんでん太鼓」という。 団扇太鼓(うちわだいこ) - フレームドラム(枠太鼓)の一種。宗教道具(例:日蓮宗と法華宗の題目太鼓)、民具(例:盆踊、総踊)、伝統芸能(例:歌舞伎囃子)などとして用いられる。 パーランクー - 沖縄特有の、柄の無い手持ちのフレームドラム(枠太鼓)。 広義の和太鼓(わだいこ)大太鼓(おおだいこ)、小太鼓(こだいこ) - 世界に偏在する太鼓を大きさで区別した場合の名称。楽太鼓の鼉太鼓/大太鼓(だだいこ)も大太鼓(おおだいこ)の一種。 鋲打太鼓(びょううちだいこ) - ほとんどは狭義の和太鼓であるが、楽太鼓にも鋲打太鼓はある。 楽太鼓(がくだいこ。別名:火焔太鼓)鼉太鼓/大太鼓(だだいこ)、釣太鼓(つりだいこ)、担太鼓/荷太鼓(にないだいこ) 狭義の和太鼓(わだいこ)長胴太鼓(ながどうだいこ)、桶胴太鼓(たるどうだいこ)、締太鼓(しめだいこ)、大拍子(だいびょうし)、柄太鼓(えだいこ) - これらは構造に基づく区別。柄太鼓は柄付きか否かの区別。 宮太鼓(みやだいこ)、祭太鼓(まつりだいこ)、触れ太鼓(ふれだいこ)、櫓太鼓(やぐらだいこ)、曳太鼓(ひきだいこ)、担太鼓/荷太鼓(にないだいこ、にだいこ)、題目太鼓(だいもくだいこ) - これらは用途に基づく区別。 猿楽太鼓(さるがくだいこ)、平丸太鼓(ひらまるだいこ。別名:平釣太鼓。とりわけ小さなものは豆太鼓〈まめだいこ〉という) - 用いる分野ごとにある個別の名称。
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