統合直前または統合時に転属または廃車された車両
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「青森車両センター」の記事における「統合直前または統合時に転属または廃車された車両」の解説
2016年4月1日現在は前述のとおり青森派出所となり、盛岡車両センターに統合になった前提および時点となる2016年2月2日および同年3月26日付での秋田車両センター(現・秋田総合車両センター南秋田センター)・八戸運輸区への転属(18両分)およびそれ以前の廃車(7両分)によるものを挙げておく。その詳細は以下のとおりである。 E751系(内12両は秋田車両センターに転属。)4両編成(A101 - A103編成)3本と、編成から外された中間MM'ユニット6両が配置されていた。 特急「つがる」で運用される。 2010年12月3日までは6両編成で運用されたが、2011年(平成23年)4月23日より4両編成に短縮されて運用復帰した。編成短縮の際に外されたモハE751+モハE750の0番台MM'ユニット6両は2015年(平成27年)11月30日付で廃車。残存車12両は本センターの統合により2016年3月26日付で秋田車両センター(現・秋田総合車両センター南秋田センター)に転属した。 485系(22両)6両編成は特急「白鳥」(2016年3月21日で運行終了)で、4両編成は特急「つがる」で運用されていた(2016年3月25日で運行終了し、定期運行終了)。 本センターの統合により2016年3月26日付で盛岡車両センターに転属している。 また、2016年には新製から36 - 39年が経過した車両であり、「白鳥」運用離脱後は老朽化により順次廃車となっていった。2016年12月6日付でA8編成とMM'ユニット1組2両を廃車。所属は3000番台6両編成(A1, A5, A6編成)3本と増結用MM'ユニット2組4両の計22両となっていた。 2018年(平成30年)10月8日から翌9日に掛けて4両が郡山総合車両センターへ配給輸送がなされており、同年10月10日付でモハ484-3047,3062・モハ485-3047,3062(A1,A5編成のMM'ユニット2組4両)が廃車となった。同年11月1日までにA5編成残り4両および増結用MM'ユニット1組2両(モハ485・モハ484-3081)が配給輸送され、同年11月2日付で廃車されている。同年12月6日までにA1編成残り4両および増結用MM'ユニット1組2両(モハ485・モハ484-3049)が郡山総合車両センターへ配給輸送されており、当該車両は配給輸送到着翌日となる同年12月7日に廃車扱いされている。これらの車両は検査期限が残っていたために「白鳥」運用離脱後も廃車扱いまで留置していた。2019年1月21日には所属している残るA6編成6両も郡山総合車両センターへ配給輸送されて、同年1月22日に廃車扱いとなった。これにより2018年度で全廃となった。 HB-E300系(4両、八戸運輸区に転属。)HB-E301形+HB-E302形2両編成 (3 - 4) 2本が配置されていた。 快速「リゾートあすなろ下北」(奥羽本線・青い森鉄道線・大湊線経由)と「リゾートあすなろ津軽」(奥羽本線・津軽線経由)で運用される。 2016年3月26日付で4両が八戸運輸区に転属した。 EF81形電気機関車(内2両は秋田車両センター(現・秋田総合車両センター南秋田センター)に転属。)0番台4両(136 - 139号機)が配置されていた。工事列車の牽引などで運用される。 また、136・139号機は双頭型両用連結器を装備しており、後述する郡山総合車両センターへ検査入場する電車を牽引することが可能である。 138号機は2015年12月9日で廃車となった。136号機は2016年2月2日付、139号機は同年3月26日付で秋田車両センター(現・秋田総合車両センター南秋田センター)に転属した。 137号機だけが2016年3月26日付で盛岡車両センターに転属し、青森派出所の所属となり車籍は残っていたが、同年6月4日には廃車扱いとなり、電気機関車の所属はなくなった。
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