結衣の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/05 21:29 UTC 版)
「公開処刑人 森のくまさん お嬢さん、お逃げなさい」の記事における「結衣の家族」の解説
下山正弘(しもやま まさひろ) 没年齢22歳。結衣の6歳年長の兄。警察官。警視庁高島平警察署に所属する巡査。赤塚交番勤務。前作『公開処刑人 森のくまさん』で銃声が聞こえたとの通報を受けて警ら中に「森くま」の正体と妹の危機を知った捜査一課の若林健介からの連絡で廃工場に駆けつけるが、「森くま」に協力していた柿本琴乃に金属バットで殴られ、初代「森くま」九門正則に射殺された。警察官人生は2年にも満たなかった。二階級特進で警部補に。高校時代には髪を金色に染めていた時期もあったが、珍しくもないことだった。ところが、死後に大麻パーティーをやっていた不良だと悪質なデマをネットで拡散され、勝手に失望する人間が妹である結衣の周囲に続出する。治安と正義を守るために奔走した警察官であり、殺人鬼に殺害された被害者であるにも関わらず、死後も貶められ家族を痛めつけられる被害に遭う。 羽田万里子(はねだ まりこ) 54歳。結衣と殉職した正弘の母親。54歳。少女のような女性で世間知らずの側面があり、スーパーにパートとして働いている。結衣の名字を変えるために離婚するまでは専業主婦だったので結衣は心配したが、以前より活き活きしている。息子が殺された直後、精神的ダメージが強くて精神科に通っていた時期があったが、回復するのに一年ほどかかった。しかし、2代目「森くま」の活動開始により、息子を殺された悲しみと怒りが甦り「殺してやる!」と喚き散らし、夫と娘に今度の「森くま」は正弘を殺した「森くま」とは別人だと教えられて一応は落ち着いたが、本当に納得したかは不明。 下山(しもやま) 結衣と正弘の父親。現職の警察官。牛込署に勤務しており、巷には「鬼の下山」と呼ばれている。息子・正弘を初代「森くま」に殺され、唯一残された娘・結衣を守ろうと3年前の事件に繋がるものは可能な限り娘から切り離そうとの離婚であるため、時間が出来れば妻子の元を訪れて食事を共にする。初代「森くま」に関連して「あしだかおる」の言葉は無視するよう結衣に忠告する。
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