結婚、およびそれに伴う皇籍離脱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:19 UTC 版)
「黒田清子」の記事における「結婚、およびそれに伴う皇籍離脱」の解説
2005年(平成17年) 11月12日賢所皇霊殿神殿に謁するの儀が行われ、十二単姿で皇祖神に別れの挨拶。 宮殿・松の間にて朝見の儀が行われ、ローブ・デコルテに勲一等宝冠章・ティアラを佩用・着用した正装姿で、両親である天皇明仁及び皇后美智子(いずれも当時)にこれまでの感謝と別れの挨拶。 11月15日10:00ごろ、御所・皇居を出立。 11:00、帝国ホテル蘭の間にて、両親の天皇・皇后、長兄夫妻の皇太子同妃(当時)らが出席のもと結婚式。 天照大神を祀った式場を設け、斎主は神宮大宮司北白川道久(旧皇族)が務めた。 また、新郎新婦の親族の座席の配置は、皇族の方が身分が高いため通常とは左右が逆になった。 14:00、2人で結婚の会見を行う。 16:00、同ホテルにおいて結婚披露宴を天皇皇后・皇太子夫妻・秋篠宮文仁親王一家をはじめとする皇族および旧皇族らのほか、石原慎太郎東京都知事(当時)などが出席。石原都知事が乾杯の発声を務めた。なお、歴代の天皇が内親王の披露宴などに出席したのはこれが初めてである。 同日午前、新居がある区役所で区長に対する婚姻の届出が受理されたことにより、皇族の身分を離脱し皇統譜から一般国民として登録される戸籍に異動して、民間人「黒田清子(くろだ さやこ)」となった。 11月16日宮内庁長官羽毛田信吾(当時)が、皇統譜に皇族からの身分を離れた旨の登録を行った。また警衛警護は継続されるものの、その担当は皇宮警察本部から警視庁に所管が変わった。
※この「結婚、およびそれに伴う皇籍離脱」の解説は、「黒田清子」の解説の一部です。
「結婚、およびそれに伴う皇籍離脱」を含む「黒田清子」の記事については、「黒田清子」の概要を参照ください。
- 結婚、およびそれに伴う皇籍離脱のページへのリンク