経済統合の深化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:39 UTC 版)
「東アジア・アセアン経済研究センター」の記事における「経済統合の深化」の解説
ERIAは、経済統合深化のため、地域のビジネス共同体との連携におけるビジネス環境の向上、及び貿易・投資の自由化と促進を通じた政策研究を行い、ASEAN経済共同体ブループリントの実行の具体化を加速し、それを更に具体的、明確かつ適したものにしていくため、ASEAN事務局をサポートしていく。 更に、経済状態を評価するためのデータを提供し、マクロ経済地域政策協力を促進するメカニズムを設立する。 AECブループリントの実行促進のための政策提言を提供すると共に、実行状況と目標設定の差を査定しながら、中間レビューのための支援研究を行う。また、グローバル取引のハブとしてのASEANの機能に焦点を当て、サービス分野に注目する。 AECスコアカードの更なる効率性と有用性向上のため、その方法論の向上をサポートし、ビジネスや学界を含むAECブループリントの進捗状況を推定するためのベンチマーク指標の開発を継続する。 ASEAN加盟国を含む、既存のASEAN+1FTA/EPAや キーとなる二国間FTA/FTAsの包括的な調査を実行し、より広い地域のFTA/EPAsの適切な戦略を検討するための分析基礎をASEANに提供し続ける。また、ASEANプラスワーキンググループ活動のための必要な支援の提供も行う。 ASEAN共同体設立を実現するため、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を含む同様の取極めの効果について研究を行う。 AECという枠組を越えて、共通の貿易救済の規制に向けてASEAN経済共同体のロードマップを実施する状況下で、ASEAN加盟国間の貿易救済措置の規制の違いに焦点をあてるための研究を拡大する。 外部ショックに対処することができるように、高頻度でマクロ経済の状況を見られるための分析システムを考案する。 地域統合を促進するため、ICT政策及び電子商取引に係る研究を実施する。
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