経済学関係についてとは? わかりやすく解説

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経済学関係について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/18 09:53 UTC 版)

三土修平」の記事における「経済学関係について」の解説

経済企画庁勤務19731976年)、神戸大学大学院経済学研究科19771982年在籍)を経て1982年愛媛大学法文学部着任1990年より同教授2000年愛媛大学退職同時に東京理科大学移籍し2014年3月まで同大学理学部第一部教養学科専任教授勤めた神戸大学大学院では置塩信雄教えをうける。置塩ゼミマルクス経済学経済理論学会)と近代経済学理論計量経済学会―後の日本経済学会)の双方研究していた。 置塩ゼミでの研究をもとに、『基礎経済学マル経近経断絶に悩む人のために』(日本評論社)を出版した同書三土は、生産要素賦存量機械的自然法則的に所得分配決定するというジョン・ベイツ・クラーク限界生産力説を批判した。しかし、限界生産力説を批判するためには新古典派経済学そのもの否定しなければならないとする1970年代盛んだったモーリス・ドッブ岸本重陳高須賀義博などの見解ケンブリッジ資本論争に基礎を置く考え)には与せず、むしろ複数種類の財、複数種類生産要素、および資産所有権格差のある複数家計存在仮定した経済一般均衡理論厳密に適用することによって、クラークのような議論反駁できることを示した。そして、マルクス経済学支持者いたずらに新古典派経済学一般忌避している現状不毛であるとした。 また、搾取説を主張するために労働価値説不可欠であるともしていない。この点での三土見解は、アメリカジョン・ローマーによって主導された合理選択マルクス主義分析的マルクス主義)に近かった。 ほかには、ミクロ経済学経済数学入門書統計学多変量解析入門書執筆している。

※この「経済学関係について」の解説は、「三土修平」の解説の一部です。
「経済学関係について」を含む「三土修平」の記事については、「三土修平」の概要を参照ください。

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