細胞診(さいぼうしん)
細胞診
細胞診
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:02 UTC 版)
細胞診は子宮頸癌を疑うような異常細胞がないか判定する検査。子宮頸部から採取した細胞を色素で染色し、異常細胞がないか顕微鏡で観察する検査法。検査結果は日母分類(日本母性保護医協会、現・日本産婦人科医会)と呼ばれるクラス分類に従って、以下のいずれかに判定された。 日母分類検査結果クラス説明判定陰性 I 正常である。 A1 陰性 II 異常細胞を認めるが良性である。 A1 擬陽性 IIIa 軽度~中等度異形成を想定する。 C1 擬陽性 IIIb 高度異形成を想定する。 C1 陽性 IV 上皮内癌を想定する。 C1 陽性 V 浸潤癌(微小浸潤癌)を想定する。 C1 クラス IIIa以上(日本予防医学協会の判定でC1)の場合は精密検査を実施。細胞診による癌または前癌病変の発見率は約70%とされている。細胞診結果の記述法としてこの他に、Papanicolaou (Class) 分類、WHO分類、CIN分類などが知られている。 平成25(2013)年度より、日本産婦人科医会では、国際標準である「ベセスダシステム2001準拠子宮頸部細胞診報告様式」(ベセスダシステム、医会分類)に報告を統一した。 詳細は「医会分類」を参照 「パップテスト」も参照
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「細胞診」の例文・使い方・用例・文例
- 細胞診という癌診断法
細胞診と同じ種類の言葉
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