紫峰の朝【シホウノアサ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7679号 |
登録年月日 | 2000年 2月 4日 | |
農林水産植物の種類 | グラジオラス | |
登録品種の名称及びその読み | 紫峰の朝 よみ:シホウノアサ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 2月 7日 | |
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 浅野昭、本図竹司、駒形智幸、市村勉、浦野永久 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「アルレッタ」に「クイーンエリザベス」を交配して育成されたものであり,花は淡紫ピンク色で切花向きの中輪花である。草姿はⅡ型,草丈は高,基部のアントシアニンによる着色はやや弱である。茎の太さは中,横断面の状態は明瞭な白化である。葉の長さは長,幅はやや狭,色は緑,数は多である。小花の配列は1.5列,花被の配列は混合,一重八重の区別は一重である。内花被片の展開は中間,外花被片の展開は外反,花の向きは横向き,花の大きさ及び同時開花数は中,花穂の形は直立,長さは中である。上部外花被片の形は長卵形,花被片縁の波打ちの程度はかなり弱,切れ込みの有無は無である。花被の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902),条斑の有無,程度並びに分布はⅠ型,ぼかしは弱,覆輪及び絞りは無である。花底部の色は淡黄緑(同3102),しょう苞の形はⅠ型,長さは中,アントシアニンによる着色は無もしくは微,柱頭の向きは垂下,柱頭及び葯の色は白,柱頭と葯との位置関係は同等,開花期はかなり早生である。「トラベラー」と比較して,花が横向きであること,花の色が淡紫ピンクであること,柱頭が垂れ下がっていること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に茨城県農業総合センター園芸研究所(茨城県西茨城郡岩間町)において,「アルレッタ」に「クイーンエリザベス」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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