紫姫【ムラサキヒメ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第11461号 |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ラペルージア ラクサ | |
登録品種の名称及びその読み | 紫姫 よみ:ムラサキヒメ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鈴木雅己 | |
品種登録者の住所 | 愛知県幡豆郡吉良町大字寺嶋字万場108番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鈴木雅己 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「在来白」の変異株の実生から育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色、基部斑紋が濃紫ピンク色で、中輪の鉢植え向きの品種である。草型は直立、草丈は中である。葉の長さ及び幅は中、色は緑、花茎の太さ及び長さは中、分枝性は1である。花穂の長さは中、花の重ねは一重、花形は平、花径及び花筒の長さは中である。外花被の形は長楕円、内花被の形は楕円、内花被表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704)、基部斑紋の大きさは中、色は濃紫ピンク(同9512)、その他の模様は無、花筒の色は穏黄緑(同3110)、花の数は中、同時開花数は2~3花、花糸及び花柱の色は桃である。花の香りは無又は微、開花の早晩性は中、休眠の時期は夏である。「在来紅」と比較して、内花被表面の色が鮮紫ピンクであること、基部斑紋の色が濃紫ピンクであること等で、「在来紅白」と比較して、内花被の基部斑紋の色が濃紫ピンクであること、その他の模様が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(愛知県幡豆郡吉良町)において、栽培中の「在来白」の中に花色の異なる個体を発見し、7年にその自家受粉した実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- >> 「紫姫」を含む用語の索引
- 紫姫のページへのリンク