紫ずきん【ムラサキズキン】(野菜)
登録番号 | 第4715号 | |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | 紫ずきん よみ:ムラサキズキン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京都府 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 長野嘉行 西野寛 岩崎次男 岸本章三 桐村覚 江本吾勝 小林秀臣 河合博史 山下道弘 古谷規行 永井むつみ 田中正彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「京都1号(新丹波黒)」にガンマ線照射を行い,その後代を選抜して育成した固定品種で,花色が紫で,主茎長が短く,成熟型が晩生の秋大豆で,えだまめ用の黒大豆である。 胚軸の色は紫,小葉の形は円葉,小葉数は3枚,花色は紫,毛じの多少は多,形は直,色は褐である。主茎長は短,主茎節数は中,分枝数は多,伸育型は有限,開花期は晩,成熟型は晩,生態型は秋大豆である。若莢の色は緑,長さは長,幅は広,熟莢の色は暗褐,着莢密度は中,多粒莢率は低,湯煮(ブランチング)後の莢色は緑,粒の大小は極大,種皮の色は黒,粒の子葉色は黄,粒形は偏球,粒の光沢は弱,臍の色は黒である。 「新丹波黒」と比較して,主茎長が短いこと,主茎節数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和50年,京都大学(京都市)において,「京都1号(昭和56年に「新丹波黒」と命名)」の種子にコバルト60によるガンマ線照射を行い,以後出願者の研究所(亀岡市余部町)において系統選抜を行い,平成4年,M18代で,えだまめ用品種として育成を完了した。 なお,出願時の名称は「早生黒大豆京都1号」であった。 |
- 紫ずきんのページへのリンク