第3部より登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 22:16 UTC 版)
ラルフ・アンダーソン 第3部におけるグンのライバルである天才ライダー。アメリカ出身。亡き母の容姿を意識し、長く伸ばした金髪を後ろでまとめているのが特徴。 「キング・ケニーの秘蔵っ子」として、ラッキーストライク・チーム・ロバーツよりシーズン途中の第3戦イタリアにスポット参戦(マシンはヤマハ・YZR500)。エースライダーのランディ・マモラを転倒に巻き込んで負傷させてしまい、その後は代役としてレギュラー参戦を果たす。すぐにヤマハのエースライダーへのし上がり、グンとGP500クラスのチャンピオン争いを展開する。 幼少期よりモトクロスやダートトラックで技を磨き、グンとは対照的に滑らかで芸術的な走りを身上にするが、時にはダートのラフテクニックも駆使する。エリート選手らしい傲慢な面を見せ、グンとは犬猿の中だがグンの才能は認めており、コース上では1対1のドッグファイトを展開している。 梅井 松夫(うめい まつお) ホンダワークスチーム (HRC) 監督。おかっぱ頭のような髪型が特長。ヤマハとのメーカー対決の陣頭に立ち、500ccクラスにおけるホンダの劣勢を挽回しようとする。 グンに対してはいつも憎まれ口を叩きつつもその才能を評価しており、第8戦イギリスでニューマシンを投入する際、グンだけに他のワークスマシンとは方向性の異なるチューニングが施されたNSR500を供給するなどの便宜を図り、ロスマンズ・ホンダ陣営と揉めごとになった。グンをかばい切れなかった際の涙ながらの謝罪、出場停止処分に対する激しい抗議などで、次第に信頼を得ていった。 歩惟のことをかなり気に入っており、グンがHRCに加入した直後には「うちのチームはそういうことは全員ドクターストップ」と嘘をついてまでグンと歩惟の交際を妨害した。またグンの初優勝後に二人が初夜を迎えたことを知ったときには尋常ではないほど落ち込み、監督の業務をスタッフに丸投げして引きこもりかけたこともある。 モデルは連載当時ホンダF1総監督であった桜井淑敏と、同じくHRC監督だった福井威夫。
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