第3部:失踪—主婦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 07:54 UTC 版)
トミーは IUAS の会合から帰るが、使用人のアルバートからタペンスが出かけたまま帰らないと告げられる。彼は出かける前のタペンスの様子から絵に手がかりがあると考える。作者がボスコワンだと分かったトミーは、彼の未亡人の元を訪れ、当時は無かった船が描き足されていることを聞き出す。また彼は、サニー・リッジの医師から連絡を受け、サニー・リッジの入居者ムーディー夫人がモルヒネ中毒で亡くなり、同様に死因に疑いがあるケースがあることを聞かされる。トミーはその足で知り合いの探偵アイヴァー・スミスの元を訪れ、サットン・チャンセラーの家が犯罪者の金品隠し場所に使われていたかもしれないという仮説を聞く。 タペンスは病院で目覚めるが逆行性健忘症に陥っている。彼女に関する新聞記事を読んだ夫妻の娘デボラからの連絡で、トミーはタペンスの居場所を突き止める。また、アルバートの発案でエイダの遺品だった机を調べ、隠し引き出しから、「ムーディー夫人がホームの殺人者を特定したと話していた」というエイダのメモを見つける。
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