第3部:放課後の魔法中学生
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「まじもじるるも」の記事における「第3部:放課後の魔法中学生」の解説
『魔界編』クーデター事件から約1年後。ルシカ、スラガ、モモヒメの3人の十三級魔女たち、そしてルシカの使い魔JJが地上にやって来た。落ちこぼれ魔女である彼女らに課せられた任務は、新しい魔法システム「呪文字(まじもじ)」に関するものだった。第二級魔女に昇格したるるもの指導の下、彼女らは「呪文字」収集のため、普通の女子中学生として中学校に潜入する。しかしルシカは憧れの地上生活に、任務そっちのけではしゃぎまくる。スラガやモモヒメは友達ができず苦労していたが、平穏な日々を過ごしつつ3人の言ノ葉の書には少しずつだが呪文字が定着していた。ある日、るるも立ち会いのもとで呪文字の実証実験を行なうことになった3人だが、失敗し身体が小人のように縮んだ上、過去の世界(2年前)に飛ばされてしまう。過去のチロに見つかり彼女の協力のもと、元に戻る手がかりを探す柴木家床下生活が始まった。 モモヒメは過去に戻ったことにより、長年行方不明で死に目に会えなかった祖母マ・リース・ラ・リリスを弔おうと行動を起こす。チロの変身許可証を拝借し一時的に大きくなったモモヒメは、同じく孫の伊鈴と交流し、生前の祖母と再会する。祖母は2年後に亡くなる運命と知ったモモヒメは、小さな身体で苦労して延命薬を完成させるが、その直前に祖母は亡くなってしまう。悲しみに暮れるモモヒメだったが、伊鈴と祖母の思い出話に浸り、共に悲しみを癒すのだった。 魔女3人は過去の世界に飛ばされて以降、失ってしまった「言ノ葉の書」を捜すも、小さな身体のせいもあり全く見つからず途方に暮れていた。そんなある日、ハルリリが柴木家を訪れる。3人はこっそり彼女の力を借りようとするが、あっさり姿を見られてしまう。結局、言ノ葉の書捜索の助力を直接頼み、ハルリリの強力な魔法のおかげで3人の言ノ葉の書は次々と見つかる。しかし最後まで見つからなかったルシカの言ノ葉の書は、小学生の桃果が拾っており、好き勝手に魔法を発動して騒動を起こしていた。しかもルシカの言ノ葉の書には、過去に飛ばされて以来意識が無かったはずのJJの意思が宿っていた。そんな中、騒動の噂を聞き調査に向かった(2年前の)るるもと柴木は桃果と対峙し、魔法の原因である本(言ノ葉の書)を取り上げようとするも苦戦する。3人もるるも達を追い、言ノ葉の書を取り戻すべく行動を起こす。
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