第3シーズン『戦乱の嵐-前編-』
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原作第3部『剣嵐の大地』の前半をベースに製作されている。 七王国にて スタニスを〈ブラックウォーターの戦い〉で破った後、ラニスター家は〈鉄の玉座〉を確固たるものにしている。だが同盟相手のタイレル家は強力かつ謀略に長け、新たな脅威となる。ティリオンは〈王の手〉の地位を失い、父に自分の貢献が認められないことに苦しむ。一方、利き腕を失ったジェイミーはキングズランディングに戻る旅の途中で、道連れのブライエニーと信頼を育む。 スターク家は戦争に負けつつある。ロブが婚約を破ってタリサと結婚したために、ウォルダー・フレイからの支持はなくなり、軍勢の信頼も失い始める。母キャトリンがジェイミーを解放したために、ロブとの関係は冷えこむが、キャトリンの父とロブの弟たちの死で二人は絆を取り戻す。だが、実はブランとリコンは生き延び、リード家の子供たちとともに北へ向かっている。シオンは二人の死を偽装するが、見知らぬ男たちに拷問を受ける。アリアは帰郷の旅を続けるが、〈旗標なき兄弟団〉、次にサンダー・クレゲインに捕えられてしまう。サンサはキングズランディングでラニスター家に囚われたままだが、陰謀をめぐらすピーター・ベイリッシュとタイレル家から助けの手を差し伸べられる。 ドラゴンストーンでは、スタニスが〈ブラックウォーターの戦い〉での敗戦に打ちひしがれている。ダヴォスはメリサンドルを殺そうとして捕えられ、メリサンドルは〈光の王〉の神を信じ、再びスタニスを立たせようと努力する。 〈壁〉と周辺にて ジョンは真の意図を隠してマンス・レイダーの〈野人〉の軍に加わる。イグリットと恋に落ちたために、イグリットと〈冥夜の守人〉のどちらかを選ばなければならなくなる。〈冥夜の守人〉の偵察隊は〈異形〉(ホワイト・ウォーカー)に襲われて数を減じ、反乱を起こす。 エッソスにて 奴隷商人湾の都市アスタポアにて、デナーリスの仲間に、かつての〈王の盾〉のバリスタン・セルミーが加わる。デナーリスは、強力な宦官奴隷兵である8000の〈穢れなき軍団〉を、ドラゴン1頭と交換する。だがドラゴンは奴隷商人に従わず、デナーリスはアスタポアを〈穢れなき軍団〉とドラゴンによって征服する。〈穢れなき軍団〉は解放されるが、そのままデナーリスに仕える事を選び、司令官グレイ・ワームを選出する。次にデナーリスの軍団は、多数の奴隷を抱え傭兵軍〈次子〉(セカンド・サンズ)に護られる都市ユンカイへと進軍する。ユンカイは降伏を拒むが、〈次子〉の副長のダーリオ・ナハーリスはデナーリスに惹かれて隊長ともう一人の副長の首を持参して寝返り、ユンカイは陥落する。デナーリスはユンカイの奴隷達を解放する。
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