私ってダメな女ね
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/08 22:40 UTC 版)
「8時だョ!全員集合のコント」の記事における「私ってダメな女ね」の解説
桜田淳子が妻役で志村が夫役。夕食や風呂の用意ができていないなど、桜田の不手際に対して志村が怒って注意すると、突如として舞台に短調系の音楽が流れ、桜田に青色のスポットライトが当たり、桜田が「私ってダメな女ね。あなたの妻でいる資格なんかないわ」と泣き崩れながら言う。すると志村が慌てて「そういうわけじゃないよ」「ごめんよ、オレが言い過ぎたよ」「オレが悪かったよ、ごめんよ」などと謝ったり慰めたりするが、桜田はさらに「だってもうあたしのことなんか嫌いになったでしょ?」「そんなことないよ」「じゃあ、あたしのこと愛してる?」「愛してるよ」「ホント?」「ホント!」とやり取りを繰り返すと、急に一転して長調系の音楽が流れ、桜田にピンク色のスポットライトが当たり、桜田が「わー嬉しい」「淳子、幸せ!」「淳子、もう泣かない!」などと叫びながら、宙を見上げて歓喜の表情になる。それの繰返し。時には志村も桜田の視線の先を見上げ「何か見えるのか?」と、突っ込む場合もある。しかし、終盤近くになると志村と桜田の立場が逆転し(志村が脱いだスーツのポケットから見付かるマッチで志村がキャバレーなどに行っていたことが桜田に発覚、というパターンが多い)、志村が桜田に怒鳴られると、志村がおネエ口調で「私ってダメな男ね。あなたの夫でいる資格なんかないわ」と泣き崩れる。その後は前記と同様のやり取り(もちろん志村と桜田のセリフが逆転する)を繰り返して、最後に志村が「けんちゃん、もう泣かないわ!」などと歓喜の表情になってオチとなる(ちなみにコントの中で桜田の出身地の秋田が出てくることがあるが、当時秋田ではオンエアされていなかった)。また派生系として、続けて桜田の役を研ナオコや和田アキ子に代えて同じシナリオを繰り返すのだが、志村の態度が素気ない、引き止めようともしない、BGMも流れない、流れても桜田の時と違い民謡や盆踊りの曲が流れるなどと、桜田と違ってぞんざいな扱いを受けるがためにその度に研や和田がふて腐れる、という場合もある。 このコントは桜田淳子がゲスト出演する際の定番となり、番組冒頭で桜田淳子が舞台に登場するだけで会場がどよめくほどの人気を誇った。なお、桜田淳子が当番組に出演しなくなった後はこのコントは松田聖子に引き継がれた(演出は研ナオコバージョンや和田アキ子バージョンではなく、正調のバージョンである)。
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私ってダメな女ね
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:48 UTC 版)
桜田淳子との夫婦コント。『全員集合』の後半パートで、桜田がゲスト出演するたび毎回のように披露された。何をやっても駄目な新妻・桜田を、夫・志村が事細かく叱りまくり、叱られるたびに桜田が「私って駄目な女ね。あなたの妻でいる資格なんかないわ」と泣き崩れる(切ない音楽と共に照明が暗くなる)。その度、志村がなだめて桜田をおだて、(軽やかな音楽と共に照明が明るいピンク色になり)明るい表情に一変した桜田が「淳子、しあわせ…」と愛される幸せを噛み締める…というパターンを何度か繰り返す(例:桜田「お帰りなさい、貴方。御飯にする?それともお風呂にする?」志村「じゃ、お風呂」というと桜田がお風呂に水を入れておくのを忘れていた。或いは、御飯炊くの忘れていた等)。ところが、志村の背広のポケットから“おさわりバー・百恵”という文字の入ったマッチが出てきて(“百恵”は山口百恵のこと。桜田と同じ花の中三トリオで親友かつライバル)、逆に桜田が志村を徹底的に糾弾。志村が「私って駄目な男ね。あなたの夫でいる資格なんかないわ」と泣き崩れてオチがつく。
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