神奈備山とは? わかりやすく解説

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かむなび‐やま【神奈備山】

読み方:かむなびやま

かんなびやま


かんなび‐やま【神奈備山】

読み方:かんなびやま

《神の鎮座する山の意。「かむなびやま」とも》

[一]奈良県高市郡明日香村にある三諸山(みもろやま)の異称。[歌枕

三諸の—に五百枝(いほえ)さし」〈万・三二四〉

[二]奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある三室山(みむろやま)の異称紅葉時雨名所。[歌枕

「秋ごとに—のもみぢはたれが手向けの錦なるらん」〈玉葉集・秋下〉


神体山

(神奈備山 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/28 13:49 UTC 版)

神体山(しんたいさん)とは主に神道においてが宿るとされる山岳信仰神奈備(かむなび・神々が神留まる森林を抱く山)のをいう。


注釈

  1. ^ 外来の習俗に影響される6世紀以前の神道で、現在の日本の民間信仰でもある。

出典

  1. ^ 富沢雄史・峰岸隆寺地洋之・加藤祐策「神体山にみられる古代信仰形態と神社の配置構成―神社の空間構造に関する研究(その2)」「学術講演梗概集(F-2 建築歴史・意匠)」(日本建築学会)1996年7月。
  2. ^ 池辺弥『古代神社史論攷』吉川弘文館、1989年。
  3. ^ 景山春樹『神体山』学生社、1971年。
  4. ^ 斎藤忠『日本考古学用語辞典』学生社、1992年。
  5. ^ [1] (PDF) - 講演「浅間大社と富士宮の歴史」富士宮まちづくり講演会にて


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