社会人地域リーグ
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「九州リーグ (野球)」の記事における「社会人地域リーグ」の解説
2009年に宮崎ゴールデンゴールズ・薩摩・大分ソーリンズ野球倶楽部・八代レッドスター硬式野球クラブの4県4チームで、南九州リーグとして開幕した。 上記のように、九州内の各社会人野球クラブチームにプロ化の誘いもあったが、すでに社会人として地域で働きながら活動する各クラブチームは、そのままのアマチュアとしてリーグを立ち上げることを選択。まずは南九州の4チームで自主的にスタートさせた。 2010年には、北九州市民硬式野球クラブ、嘉麻市バーニングヒーローズ、福岡ベースボールクラブ、BAN BASEBALL CLUBの2県4チームによる北部九州リーグが開幕。南九州1位、2位、北部九州1位、2位による全九州チャンピオンシップ(宮崎県えびの市)が11月中旬に行われた。 リーグへの参加はクラブチームであることが条件だが、あくまでも賛同したチームによる自主運営型のため、加入していないクラブチームも存在する。 公式戦として、以前は全日本クラブ野球選手権大会、都市対抗野球大会、社会人野球日本選手権大会と3大会の予選に参加出来たが、秋の日本選手権予選がなくなり試合数が事実上減少。年間を通じての試合確保のためにも各チーム間で日程を話し合い、また個人タイトル表彰、NPBとの対戦等を行うなどしてリーグ活性化につとめている。 北部九州リーグ開幕とともに、同じ自主運営型による中四国クラブ野球リーグも2010年に発足。九州と異なり、中四国は日本野球連盟もバックアップを行っている。これらのクラブチームによる自主運営型リーグは最終的に全国に輪が広がることを目的としており、その呼称をニッポン!リーグと呼ぶこともある。 2010年11月末には、全九州チャンピオンシップの1位・2位、中四国クラブ野球リーグの1位・2位とによる第1回西日本チャンピオンシップ(北九州市)が実施された。 2011年、福岡オーシャンズ9が北部に新加入、2012年、佐賀ヴィクトリー(現・ビクトリークロウ)が北部に、九州工科自動車専門学校が南にそれぞれ加入した。その後北部には佐賀魂も参加している。 南九州については、2014年の第5回までの開催は確認できるが、以後は確認できず、参加チームのうち八代レッドスター硬式野球クラブは2018年に、宮崎ゴールデンゴールズと薩摩と大分ソーリンズは2019年にそれぞれ活動を休止(大分については解散)し、九州工科自動車専門学校以外のチームは消滅した。一方北部九州リーグは2020年現在まで活動を継続している。
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