社会人学生との共学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:24 UTC 版)
「産業技術短期大学」の記事における「社会人学生との共学」の解説
産業界(鉄鋼業界)が設立 産業技術短期大学は、1962年(昭和37年)に産業界(鉄鋼業界)が創った、企業派遣の社会人学生と共に学ぶ大学である。 鉄鋼業界(一般社団法人日本鉄鋼連盟)により設立されたため、主に日本製鉄・JFEスチール・神戸製鋼所等の鉄鋼会社をはじめとする産業界から派遣された若手・中堅層の社会人(企業派遣)学生が全学生の約2割の規模で在学している。 社会人学生は、キャリア形成のために、充実したOFF-JTを受けることを目的として派遣されている。 人間性豊かな人材を育成 「社会人学生の人生経験や企業経験と、高校卒業後すぐに入学した新卒学生の柔軟な発想の相乗効果により、お互いが人間性豊かな技術者に成長すること」を教育目標の一つとしている。一度社会を経験した者は、学ぶことがいかに大切であるかということを身にしみて感じており、知識を得ることに対して意欲的である。また、勉学だけでなく、学生の自主活動である「体育祭」「飛翔祭(大学祭)」「クラブ活動」なども、企業派遣の社会人学生が在学することで一層充実したものとなり、学生生活を豊かに彩っている。 社会人学生との共学により、「授業中はクラスメイト、授業が終われば人生の先輩後輩」となり、語らいを通じてお互いに、知識、協調性、責任感、人格を育み、学びあえる環境である。 このような全国各地から多数集結する企業派遣の社会人学生と、高校から進学した学生とが同じ机で学ぶ姿は、全国でも本学だけといえるほど珍しい、産業技術短期大学ならではの特色である。 産業技術短期大学への社会人学生派遣企業(建学の精神・設立の根本理念への賛同企業) 日本製鉄・JFEスチール・神戸製鋼所・日鉄日新製鋼・日立金属・大同特殊鋼・日本製鋼所・愛知製鋼・東洋鋼鈑・中山製鋼所・山陽特殊製鋼・トピー工業・日本冶金工業・淀川製鋼所・三菱製鋼・クボタ・不二越・大平洋金属・中央電気工業・日本高周波鋼業・新日本電工・住友電気工業・住友精密工業・大阪製鐵・川崎重工業・共英製鋼・合同製鐵・新関西製鐵・神鋼電機・JFEプラントエンジ・コベルコ建機・ダイキン工業・中部鋼鈑・日鐵鉱業・日鉄建材・日立造船・大阪チタニウムテクノロジーズ・東洋製罐・ポスコ・中国鋼鉄 他多数。
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