知恵の館
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知恵の館(ちえのやかた、アラビア語:バイト・アル=ヒクマ(アラビア語ではこれらをつなげ読みするので実際にはバイトゥルヒクマと発音される), بيت الحكمة Bayt al-Ḥikmah)は、830年、アッバース朝の第7代カリフ・マアムーンがバグダードに設立した図書館であり[2]、天文台も併設されていたと言われている。
- ^ アル・ハリーリー 『マカーマート 中世アラブの語り物(1)』 堀内勝訳、平凡社〈東洋文庫 780〉、2008年、99-125頁
- ^ a b 金子 光茂 (2000), “西欧文明の基礎を築いたイスラーム”, 大分大学教育福祉科学部研究紀要 22 (1): 123 2009年10月27日閲覧。
- ^ 谷崎 秋彦 (2006), “翻訳の運命と目的地 ベンヤミンの翻訳論”, 東京工芸大学工学部紀要. 人文・社会編 29 (2): 16, ISSN 03876055 2009年10月27日閲覧。
- ^ 井筒俊彦「ムアタズィラ派の合理主義」『イスラーム思想史』中公文庫、初版1991年、54-65頁
- ^ 竹下政孝「論理学は普遍的か --アッバース朝期における論理学者と文法学者の論争--」『イスラーム哲学とキリスト教中世 2 実践哲学』(竹下政孝、山内志朗編)岩波書店、2012年
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