省エネ設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 21:15 UTC 版)
水位差発電設備 階層系浄水施設内の池の水位差を利用して発電するために、小型水力発電機(最大出力240kW)が1985年(昭和60年)から設置されている。 太陽光発電設備 沈殿池における藻類の発生を遮光により抑制するため、覆蓋を兼ねた太陽光発電パネル(最大発電容量360kW)が2001年(平成13年)から設置されており、平成13年度「新エネ大賞」(新エネルギー財団会長賞)を受賞した。 これらにより、2009年(平成21年)4月には地産地消の新エネルギー導入事例を評価・選定する「新エネ百選」に選定され、2010年(平成22年)12月には環境省の「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(対策技術導入・普及部門)を受賞した。また、2011年(平成23年)2月には資源エネルギー庁により「次世代エネルギーパーク」として認定された。 天然ガスコージェネレーションシステム 浄水処理の過程で発生する土をガスタービン発電機から出る排熱により乾燥することで減量・減容させ、余熱でさらに蒸気タービンを稼働させるコンバインドサイクル発電を行う施設があり、平成12年度「新エネ大賞」(新エネルギー財団会長賞)を受賞した。本施設は1999年(平成11年)11月から運転を開始したが、老朽化等による更新に伴い2015年(平成27年)に撤去された。
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