盗作問題の流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:02 UTC 版)
「ORANGE RANGE」の記事における「盗作問題の流れ」の解説
音楽雑誌『bounce』第250号(2003年12月25日発売)にて、NAOTOがフリーライターの宮本英夫から「ORANGE RANGEの音楽的なポリシーとは何か」という質問を受けたインタビューが掲載されており、NAOTOは以下のように回答した。 「聴いてて気持ちいいものは、自分たちがやっても気持ちいい。それを採り入れたらもっと気持ちいい曲ができるから、聴いてる人もきっと気持ちいいだろうと。だから、いいものは参考にしてやったほうが、とっつきやすいし、いろんな人が聴けるし。たとえばこのメンバーの中に、本物の、めちゃくちゃロックが好きな人はいないんですよ。〈ロックに詳しいぜ〉とか、〈ファンクに詳しいぜ〉とか、そういう人は1人もいないから、自然にそうなってます。もともと音楽はあとからついてきたバンドだから、みんな手探りで、〈じゃあ、これとこれとこれを足そう〉とかやってる。とりあえず全部に触れておいて、参考にできるものは全部参考にしようと。オレたちの中の合言葉は〈パクろうぜ!〉です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)」 なお、この回答に対して宮本は「マジかジョークかはともかく、そこにネガティヴな要素をまったく感じないのが何だか新しい。思うに、愛情に満ちた模倣と誤解の限りない積み重ねがロックという音楽である、とも言えるわけで、考えようによってはサンプリング思考である。」と分析した。 事態が急変したのは、2004年12月31日の『第55回NHK紅白歌合戦』出演時である。彼らの出身地沖縄からのライブ中継であったが、この際楽曲のクレジットが「作詞・作曲:Carole King / Gerry Goffin、日本語詞・ORANGE RANGE」と完全に「日本語詞に書き換えたカバー曲」扱いで表示された(紅白出演時には日本語詞のみでクレジットがあったが、カバー曲扱いになった現在は作詞・作曲名義も兼ねて表記されている)。 前述のインタビューでの発言や、「ロコローション」のようにクレジットが実際にカバー曲扱いにまで変更されるということが@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}切っ掛けとなり[要出典]、問題となった「ロコローション」以外のORANGE RANGEの楽曲も、メロディや歌詞が別の曲と非常に似ているものがあると報じられた。[要出典]
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