生物兵器禁止条約

軍縮不拡散外交用語集

生物兵器禁止条約（Biological Weapons Convention ： BWC）

正式名称は「細菌兵器（生物兵器）及び毒素兵器の開発、生産及び貯蔵の禁止並びに廃棄に関する条約（Convention on the Prohibition of the Development, Production and Stockpiling of Bacteriological （Biological） andToxin Weapons and on their Destruction）」。開発、生産、保有を含めた生物兵器の全面的禁止及び保有する生物兵器の廃棄を目的とする条約。1975年発効。2007年12月現在の締約国数は159か国。同条約は加盟国による条約遵守を確認するための手段がないため、検証のための議定書を策定するための交渉が1995年から続けられていたが、2001年に事実上中断した。現在は2006年の次回運用検討会議に向けて、3か年作業計画に基づくBWC強化プロセスが協議されている。

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生物兵器禁止条約

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/21 08:51 UTC 版)

生物兵器禁止条約（せいぶつへいききんしじょうやく、英: Biological and Toxin Weapons Convention, BWC）は、生物兵器の開発、生産、貯蔵等を禁止するとともに、既に保有されている生物兵器を廃棄することを目的とした多国間条約である。