生い立ちから専門学校設立まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 08:53 UTC 版)
「小林英健」の記事における「生い立ちから専門学校設立まで」の解説
大阪府八尾市に公務員の家庭に生まれる。関西大学卒業後、銀行に就職するが、職務内容に満足せず1年で退職。 大学で専攻していた心理学の授業で「幸福論」を学んだ際、「人は好きなことを仕事にしたらずっと幸せでいられる」という考えに深く共鳴し、生きがいを感じられる仕事に就くべきとの思いを持ち続けていたことから、柔道整復師を志し専門学校へ通い2年後に国家資格を取得、同期卒業生の中で最も早く開業する。 柔道整復術は試合でケガをした人を柔道家が応急措置をするための医術で、捻挫、脱臼、骨折などの手当てが中心であるが、実際にはそれらの治療に整骨院や接骨院に来る患者は少なく、ほとんどは整形外科へ行く。整骨院の患者のほとんどは腰痛や膝痛、肩こり、筋肉痛・関節痛などの慢性的な痛みを訴える例が多く、実際的に必要な治療は柔道整復師養成学校では得られなかった。このため、小林は開業後に困難に直面することを見越して、週末には整体やカイロプラクティクなど各種手技治療法のセミナーにも通った。 その後、小林は整骨院の多店舗経営に乗り出したほか、2006年より最大の目標を近畿医療専門学校設立に置く。開校には柔道整復師の資格のほか、高校以上の教員資格か、 専科教員の資格も必要であるため、教師の募集が最大の難関であったがクリアし、2年後の2008年4月に開校させる。スポーツ医療のエキスパートとして知られる 医療法人誠真会・関目病院との医療連携体制、上海中医薬大学、芦屋大学との教育連携も行っている。 その後、南條式変形徒手矯正療法を進化させた「小林式背骨矯正法(現スポーツ活法)」を確立しセミナーにて全国の柔道整復師に伝授するほか、多くの整骨院を開院、小林整骨院グループとして発展させ、2022年現在42院を展開する。
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