王立工廠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:36 UTC 版)
サー・アイスマン アレクの側近でイギリスの騎士勲章を受けたオランダ人。魔術結社「王立工廠」の副総帥で、パオロ・ブランデッリと並ぶ世界有数の騎士として知られる、《大騎士》の位階を持つ上位魔術師。 30代半ばの苦み走った美男子で、愛車はハーレーダビッドソン。本名はデニスであると言われるが、名字は不明。アイスマンは、剛毅にして冷静沈着であることからつけられた呼び名である。『聖絶』の使い手にして、長さ1メートル半程の大型の槌矛(メイス)の扱いに長ける攻撃に特化した戦士で、『聖なる殲滅の特権』の恩寵を全て守護に回し、護身結界に身を包んだ相手を6、7メートルもビリヤード球のようにふっとばす。唯一の弱点が「飛べないオランダ人(アンフライング・ダッチマン)」と揶揄されるほど重度の飛行機恐怖症ということで、毎度のように船での移動を主張し離陸直前までごね続ける悪癖があり、しばしばアレクに置いてけぼりを食らっている。 魔王内戦時にはアレクから一服盛られ、眠らされたまま飛行機に乗せられて来日。アレクの命でリリアナの足止めを行うが、祐理による幽世からの援護で御魂鎮めを使用した彼女に聖絶を中和され、その隙に「禁足」の術で動きを封じられて逃走を許してしまった。アレクが並行世界へ旅立った後は、護堂経由で申し送り事項を伝えられた。 『ロード・オブ・レムルズ』では『影追いの森』の副首領としてヒューペルボレアに赴いている。 セシリア・チャン 眼鏡をかけた10代後半の少女。優れた道士で東方の神話に詳しい。飛翔術(空行術)も使っていることから巫の資質も持っていると思われる。 昔、アレクに助けられた恩があるため《王立工廠》のメンバーになっている。アレクに好意を寄せているようだが、相手が鈍感すぎて気づいてもらえていない。
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