独学で絵を学ぶ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 09:41 UTC 版)
兵庫県飾磨郡下中島村で、父寅吉、母かねの元、農家の7人兄弟の長男として生まれる。本名は寅義。体が弱く、また小さい頃遊びの最中に、友達の投げた石が頭に当たり怪我をした経験から、内向的になったという。尋常小学校の頃から画才に抜きんで、家庭の事情で上の学校には行けなかった事もあって、卒業の頃には画家を志すようになっていた。 東京より「絵画講習録」を取り寄せ、道具の説明を読み手本を模写し、独学で絵画の基本を学んだ。18歳の頃には近隣妻鹿の教念寺住職で、過去京都で鈴木松年門下で学んだこともある、秦如晨師から約1年半、運筆の手ほどきを受けた。しかし如晨師がインドへの修行に出ることになり師弟関係は解消され、伯霊も徴兵検査に落ちたことをきっかけに、姫路を離れ京都へ出ることを心に決めた。
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