犯罪魔導師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 16:14 UTC 版)
「協会」の敵となった魔導師。「公館」にとっても治安維持のために倒さなければならない。メイゼルたち刻印魔導師は、犯罪魔導師の認定を受けた者達を百人倒すことで自由の身が保障される。 グレン・アザレイ 相似大系超高位魔導師 「神に近き者」 協会が独占した知識や利権を解放するため、地獄を悪鬼から開放することを目的に訪れ、たった一人で協会や公館に真っ向から戦いを挑む。相似世界に革命を起こし、魔法使いの誰もが夢見た「悪鬼」掃討を実現させようとした英雄。 協会に大して真っ向から反逆し、相似世界で最高位魔導師《不死王》スセラミス・エラド・マナとその取り巻きを皆殺しにして地獄にやって来た。 相似魔術は高位な者ほど曖昧な相似であっても相似弦を結ぶことができるが、彼は原子や分子の単位で相似を見いだすことが出来る。 地獄で初めて会った双子の弟ケイツを気にかけるが、兄への愛憎入り混じるケイツは仁と共闘することを選び、彼らに敗れて死亡した。 最終決戦で《運命の化身》に召喚されて別の歴史から現れたグレンは、奮戦の末に倒れたケイツを救うと、自分の歴史では兄を救って命を落とした弟を称え、彼が目覚める前に去っていった。 ジェルヴェーヌ・ロッソ 宣名大系高位魔導師 「染血公主」 振り袖等の和装を好み、日本刀を振るう魔女。元協会の幹部。数年前に公館関係者の元に匿名で送られてきた《幻影城の鍵》の研究、および《幻影城》の調査をしていたが、協会の隙を突き、2年前鍵を強奪。その後、バベル事件を引き起こし、自分の望みをかなえようと画策する。利用できる物は、悪鬼 魔法使いの区別なくなんでも利用する非道な人物。《幻影城》での戦いで仁に斬られ、エレオノールにとどめを刺されて死亡。 別の歴史では、きずなと親しい間柄になることもあった。 ラグランツ・ヴェイル 宣名大系魔導師 ジェルヴェーヌ・ロッソ配下の魔導師。けして善人ではないが、主に対しては「姫ぃ様(ひぃさま)」と呼び忠義を尽くす。聖騎士との戦闘で主を守ろうとするが重傷を負い戦闘不能になり、主の魔法で爆弾に変えられ爆死させられた。 メイゼルが変態であることを魔法で証明した稀有な人物。
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