特急・快速特急
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:47 UTC 版)
「名鉄特急#名古屋本線東部・犬山線(快速特急・特急)」も参照 一部特別車特急は2007年6月30日のダイヤ改正で本格導入され、2008年12月27日のダイヤ改正で全列車に改められた。名鉄名古屋駅 - 犬山駅間の標準所要時分は快速特急・特急とも25分で、表定速度は68km/hである。犬山駅 - 新鵜沼駅間は駅間が短く各駅に停車するため、終点まで通して見た場合は所要29分、表定速度62km/hとなる。実際のダイヤパターンでは所要時分がさらに1 - 2分長い。なおミュースカイは遅延余裕を加味し犬山 → 名古屋を29分かけて走る。名鉄が全社的にスピードアップを進めていた1997年からの数年間は、特急が新名古屋 - 犬山間を23分で走破していた(同区間がノンストップだった頃と同等)。 一部を除いて新鵜沼駅での折り返し運転を行わず、新鵜沼駅到着後一旦犬山検車区まで回送運転を行う。また、平日の午後などに6両→8両に増結する場合は名鉄名古屋方面から6両で到着した列車が同駅での折り返しの際に名鉄岐阜方に2両増結する場合のほか、同駅で犬山検車場で8両に仕立てられた編成と名鉄名古屋方面から6両で到着した列車が車両交換される場合もある。 2008年12月のダイヤ改正までは1000系4両編成による全車特別車特急も存在していた(基本的な運転区間は新鵜沼駅 - 河和駅・内海駅。他に豊川稲荷駅や常滑駅などを発着する列車もごくわずかに存在)。このほか、1999年から空港線が開業した2005年までは1600系の定期運用が存在した ほか、8800系(パノラマDX)(登場当時は内海駅または河和駅発着。後に西尾線吉良吉田駅発)もごく僅かではあったが乗り入れていた。2001年まではキハ8500系によるJR高山本線直通気動車特急「北アルプス」も犬山線を経由していた(時刻表上は高山駅発着の全車特別車特急の扱いで新鵜沼駅は通過)。 快速特急(一部特別車) 下りのみの運転である。平日朝が毎時1本でそれ以外の時間帯は毎時2本運転される。犬山線内の停車駅は特急と同じだが、この系統は国府駅と新安城駅を通過する関係で快速特急として運行している。全列車が新鵜沼駅 - 豊橋駅間で運行される。車両は1200系、2200系6両で運転される。ラッシュ時には1800系や3100系・3150系・9100系を増結した8両編成で運行される。 特急(一部特別車) 基本的には新鵜沼駅 - 豊橋駅間の上りで毎時2本運行される。(平日8時台・土休日6-9時台は1本)それ以外の列車として新鵜沼駅 - 中部国際空港駅が平日1往復、土休日下り1本、新鵜沼駅 - 河和駅が平日下り1本、新鵜沼駅 - 内海駅が平日下り2本、同上り1本、新鵜沼駅 - 伊奈駅が平日上り1本、新可児駅 - 豊橋駅が土休日上り3本、犬山駅 - 豊橋駅間が平日下り1本設定されている。車両は1200系、2200系6両で運転される。ラッシュ時には1800系や3100系・3150系・9100系を増結した8両編成で運行される。
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