とくてい‐きけんぶい〔‐キケンブヰ〕【特定危険部位】
特定危険部位
図 BSE 感染末期牛の異常プリオンたん白質の体内分布
<BSE感染牛の異常プリオンたん白質の体内分布>
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欧州委員会科学運営委員会1999 年12 月
「食物を介したBSE のヒトへの暴露リスクに関する科学運営委員会の意見」
出典) 欧州委員会科学運営委員会 (2004年)
「牛由来製品の残存BSEリスクに関する定量的評価」
※1 羊のスクレイピーの実験に基づいて、脾臓(0.3%)に対しても低レベルの感
染力があると推測されています。なお、経口でBSE感染牛を食べた場合
の脾臓に対する感染性は確認されていません。
※2 BSE感染牛の扁桃を牛の脳に接種した実験に基づいて、扁桃に対しても
わずかな感染性が確認されています。
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特定危険部位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:39 UTC 版)
特定危険部位は国によって違いがある。日本においては脊髄、背根神経節を含む脊柱、舌と頬肉を除く頭部(具体的には眼、脳、扁桃など)、回腸遠位部(小腸のうち盲腸との接続部から2メートルの所まで)が特定危険部位に指定されている。これらの部位を摂取するとvCJDを発症する危険が高くなる。
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