漢字文化圏(アジア)の地名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 08:03 UTC 版)
複都制における「西方にある都(西都)」。他に「東京」「南京」「北京」も概念として存在する。中国における都市、およびその通称。長安 - 後漢および唐の時代、陪都になっていたことに由来。西安市 - 陝西省の都市。中華民国国民政府は陪都としたことがある。 西京鳳翔府 - 唐時代に鳳翔に設けられた都市。 西京河南府 - 北宋の陪都。洛陽のこと。 西京西平府 - 西夏の陪都。東京興慶府のこと。 西京大同府 - 遼の5都のひとつにあたる陪都、および金後期の陪都。現在の山西省大同市。 成都市 - 張献忠により一時改称された。 平壌 - 朝鮮民主主義人民共和国の首都。高麗王朝が陪都に定め、西京と称した。 西京鴨緑府 - 渤海の5都のひとつで、陪都。現在の中国吉林省白山市臨江や北朝鮮慈江道の鴨緑江東岸などの説がある。 渤海における5都のひとつ上京龍泉府の西半分の地域のこと。 タインホア市 - 清化市とも。ベトナムタインホア省の都市。後期黎朝期に西京と称した。
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