滑河駅列車脱線事故とは? わかりやすく解説

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滑河駅列車脱線事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「滑河駅列車脱線事故」の解説

2011年平成23年3月10日 12時35分頃(列車脱線事故千葉県成田市JR東日本成田線滑河駅走行中の東京貨物ターミナル鹿島サッカースタジアム行き貨物列車EF65形電気機関車+コキ106107コンテナ車+コキ200形コンテナ車10両編成)のうち、後方コキ200形2両が脱線し、1両が転覆乗務していた運転士1名にけがはなかった。 脱線原因軌道平面性変位コキ200形輪重抜けとされた。脱線箇所軌道には基準値範囲内ながら若干のゆがみが検出されており、JR東日本マルチプルタイタンパー修正する計画であった一方コキ200形海上コンテナ貨車で、台車枕バネ大きな海上コンテナ重量対応するために硬く設定されており、軸バネとして使用されている積層ゴム経年劣化によりやや硬化していた。しかも空荷(空の酸化エチレン専用UT17Cコンテナ1個を積載)で重量軽かったため、線路への追従性が悪い状態であったこのため線路のゆがみにより発生した大きな揺動が収まらず、9両目台車車輪のフランジ乗り上がって脱線し、これに引っ張られ10両目脱線した。さらに脱線したことに機関士気づかないまま走行した結果転轍機後台車が本線異な線路乗り上げて斜行転覆したコキ200形台車輪重抜け対策として空車時にバネ定数小さくする機構採用されていたが、それでも事故発生した事故を受け、JR貨物対策としてコキ200形枕バネ設定柔らかくし、コキ200形への空コンテナ積載禁止した成田線翌日午前11時頃に運転を再開したが、14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響により、再び運転見合わせとなった事故車両線路より撤去した11日朝の状況 事故車両通過した滑河県道踏切損傷大菅跨線橋下の破損した枕木

※この「滑河駅列車脱線事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
「滑河駅列車脱線事故」を含む「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事については、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の概要を参照ください。

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