渡英後から死去まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 15:16 UTC 版)
「アラン・メリル」の記事における「渡英後から死去まで」の解説
渡辺プロダクションとの金銭的契約不都合を期に、1974年に渡英し、ロンドンへキャリアを移した。同年、自身のバンドであるThe Arrowsを結成。1975年にリリースされたシングル『アイ・ラヴ・ロックンロール』(アラン・メリル作詞作曲、ヴォーカル、ベース)は、その後1982年に、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツによるカヴァーが全米ビルボードナンバー1を記録する大ヒットとなる。 1980年代は、リック・デリンジャーやミート・ローフのギタリストとしてツアーをこなし、1990年代はウォッカ・コリンズを再結成してかまやつひろしなど著名ミュージシャンと日本でしばし再活動する。その後もブリトニー・スピアーズを始め、マイリー・サイラスや、最近では Superfly スーパーフライ(アランがギターで参加) 、L'Arc〜en〜Cielなど、数多くのアーティストがカヴァーしている。 作品については、ソロアルバム『Never Pet A Burning Dog』(1998年)、『Cupid Deranged』(2002年)、『A Merrilly Christmas』(2001年)、ソングライターのオーティス・ブラックウェルとアーサー・アレクサンダーへのトリビュート『Double Shot Rocks』(2003年)、をリリースしており、『Aleecat』(2004年)、『At The Candy Shop』(2006年)、ザ・レフト・バンクへのトリビュート『Rive Gauche』(2007年)等をリリースしている。『Alien In Tokyo』の再発売や、EP『Hard Road』、ライヴ盤『The Aleecat, Live In Japan』が2008年にリリースされた。 アラン・メリルは、バンド形態であったり、またはアコースティックなソロであったり、国際的にソロ・コンサートを継続。近年はニューヨークを拠点に、ロンドン・東京などでアコースティック・ソロやアラン・メリル・バンドとしてライヴ活動をしていた。 晩年も精力的に作品を発表していたが、2020年3月29日、2019新型コロナウイルス感染症により死去した。 69歳没。
※この「渡英後から死去まで」の解説は、「アラン・メリル」の解説の一部です。
「渡英後から死去まで」を含む「アラン・メリル」の記事については、「アラン・メリル」の概要を参照ください。
- 渡英後から死去までのページへのリンク