深山ラブ【ミヤマラブ】(草花類)
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登録番号 | 第13126号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | 深山ラブ よみ:ミヤマラブ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社スカイブルーセト | |
品種登録者の住所 | 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪11260番地215 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 瀬戸堯穂、中山昌明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有のササリンドウの青色系をコルヒチン処理により倍化して育成されたものであり、花は内面上部が鮮青紫色、中部が浅青紫色、外面が明青紫色の切花向きの極晩生種である。植物体の形状は直立性、草丈は120~159cmである。茎の直径は5.0~7.9mm、横断面の形状は円形、上部の色は淡緑、着色程度はやや多、下部の色は淡緑、着色程度は中である。1節側枝発生数は1~4、2節以上の側枝発生数は1~6、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は7.0~9.9cm、葉幅は3.0~3.9cm、葉身の形状は広披針形、葉表面の色は緑、着色程度は少、裏面の色は淡緑、着色程度は少である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は中部より、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は30~49である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9cm、直径は2.0cm以上、先端の直径は4.0cm以上、転回は外反転、花冠内面上部の色は鮮青紫(JHS カラーチャート8005)、中部の色は浅青紫(同8008)、外面の色は明青紫(同8004)、内面上部の斑点は少、内面中部の斑点は中、外面の斑点は無、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さは10~11mm、幅は12mm以上、副裂片の長さは3.5㎜以上、形状はⅢ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は極晩で、育成地(長野県上伊那郡箕輪町)では10月中旬である。「深山秋」と比較して、花冠の直径が大きいこと、花冠副裂片が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(長野県上伊那郡箕輪町)において、出願者所有のササリンドウの青色系をコルヒチン処理した個体の実生の中から選抜し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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