丙型海防艦
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丙型海防艦(へいがたかいぼうかん)は、日本海軍が第二次世界大戦において運用した海防艦の艦級である。主に船団護衛に用いられた。基本計画番号はE21b。量産性を最重視し、それまでの日振型・鵜来型よりも、さらに小型化・簡略化を推し進めた艦級である。なお「丙型」の名称は計画時の呼称であり各書籍などで普遍的に用いられているもの[2]だが、海軍が定めた艦型名は第一号型海防艦である[3]。同型艦は56隻が竣工した。
- ^ 『日本海軍艦艇写真集 21』p.31
- ^ 海人社刊 世界の艦船 増刊第45集『日本海軍護衛艦艇史』、潮書房刊 丸スペシャル 日本海軍艦艇シリーズNo. 29『海防艦』など。
- ^ 海軍大臣官房発行『内令提要』第13類「艦船」の【艦艇類別等級】(昭和18年12月22日付 内令第2776号に係る改訂分以降に収録)および本艦型艦名の加除に係る各内令による。
- ^ 昭和20年12月20日付 第二復員省 内令第12号。
- ^ Dictionary of American Naval Fighting Ships. Salmon 2010年11月28日閲覧。
- ^ a b c 『小艦艇入門』pp.185-186
- ^ 6月23日に海防艦第22号によりとどめを刺された可能性も指摘されている(『小艦艇入門』p.186)。
- ^ “元水兵長 日米友好メッセージ 日本海で海戦 最後の戦没艦”. iza(イザ!)総合ニュースサイト. 産経新聞 (2019年11月7日). 2019年11月8日閲覧。
- ^ 『日本海軍艦艇写真集 21』p.55
- ^ 『海防艦第二〇五号海戦記』p.51
- 1 丙型海防艦とは
- 2 丙型海防艦の概要
- 3 脚注
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