海外の試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 10:17 UTC 版)
「一本橋 (自動車教習)」の記事における「海外の試験」の解説
海外ではNarrow Plankまたは Narrow Path, Slow Rideと言う。 国により試験内容が異なる。また試験項目により難易度が異なる。Uターンは日本では実施していない。 台湾 直線平衡駕駛 長さ15m幅40cmを7秒以上で通過する必要がある。(幅40cmは圧線式のため、日本の幅30cmに相当) 2000年(民国89年)から追加された試験項目である。 普通(250cc未満)、軽型(50cc未満)は圧線式で踏むと音がなり、1回目が失敗しても2回目で成功すればよい。直線7秒とも言う。 スクータは家族/友人等から借り持ち込みも可であるが、スクータに乗ったことが無いと受からず事前の練習不足(コツを会得していない状態)で試験に臨むと、出だしから速度が遅く足膝が固定出来ないため体がふらつき直ぐに圧線を踏むか、逆に早すぎて7秒未満で2,3割は失敗する。再度受験する場合は7日後以降となる。15mのコース両端に圧線があり、通過した秒数は自動で表示される。試験場は新学期が始まる前の8月頃が込み合う。 2016年6月より4項目が追加され、Ц字型の直角轉彎は、直線7秒より難しいとも言われ1割が失敗している。(特に150cc以上だと難しい) 大型重型(250cc~,550cc~) 圧線式でなく段差がある。俗称で一本橋とも言う。 ※台湾はオートバイの普及台数が世界一で、事故の無免許者割合も多い(5%)、大型車の巻き込み事故等の死亡事故も多く台湾の事故事例内容をよく理解し注意しなければならない。飲酒運転は厳しくなり2019年から日本と同様に同乗者にも罰金が科されるようになった。 韓国 좁은길코스(狭路コース)40cm幅、長さ40cmのスロープで5cm上り、長さ15mを通過する。圧線式で時間制限は無い。1m幅のクランク、カーブも圧線式である。試験車両미라쥬250(Mirage250)のキャスター角が大きく、慣れないと小回りが難しいので、試験開始直後のクランクは線を踏まないように幅いっぱいにコース取りして慎重に曲がる必要があり一本橋より難しく失敗する場合が多い。 マレーシア MENUNGGANG DI ATAS TITI 前輪が橋に乗ってから後輪が下りるまで7秒以上。8の字は道幅が広いため簡単である。日本と同じ左側通行であり日本に似ているがコースには見通しの悪い交差点が無い。 ベトナム Đi qua vạch đường thẳng 幅60cm長さ18m 時間制限は無い。8の字は70cm幅なので失敗しやすい。 アメリカCA Slow Ride 2本の平行線約15m、幅2'3"(68.58cm)に前輪をはみ出さないように進む。平行線に接した円を反時計回りに2周して別の平行線を逆方向に進む。
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