浦本トンネルとは? わかりやすく解説

浦本トンネル(浦本駅 - 能生駅)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:23 UTC 版)

頸城トンネル」の記事における「浦本トンネル(浦本駅 - 能生駅)」の解説

浦本トンネルは第1工区奥村組第2工区大林組請負によりそれぞれ1966年昭和41年10月21日9月13日着工した。本トンネル第1工区米原起点332 km 215 m - 333 km 700 m)では、ルート選定時のボーリング調査地表圧力自噴する箇所があり、鬼伏調査坑(延長221 m)を掘削したその結果泥岩と砂れき層の境界大量地下水存在判明したが、前後取り付けの関係上やむを得ず被圧帯を掘削することとなったその後掘削では坑口より420 m 掘進後、泥岩砂れき境界付近切羽地質調査ボーリング3本実施したところ、3気圧 1,700 L/minの湧水遭遇し切羽掘削中止された。 その後減水兆候見られなかったため、長孔ボーリングによる水抜き実施した1回目ボーリングでは湧水圧は0.5気圧減少するなど成功をおさめ、以降調査ボーリングにより被圧確かめられる度に水抜き排水実施され最終的に長孔ボーリングは孔数17延長2,210 m に及んだまた、直江津方(第2工区)では軟弱な泥岩層を掘削することとなったが、これについてはサイロット工法切り抜けた。 このほか軌道については、コンクリートスラブ軌道を390 mの区間試験採用した後述)。 本トンネル1968年昭和43年3月14日貫通し1969年昭和44年3月10日第1工区インバートコンクリート工事竣工をもって工事終了した

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