歴史的な単位
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自然に存在する時間の単位は日(および日の出・日の入り)・朔望月・太陽年であり、古代の文化ではこれらを用いて時間の単位および暦が作られた。そのような暦にはバビロニア暦・エジプト暦・中国暦(和暦)・アッティカ暦・ヒンドゥー暦・ヒジュラ暦・マヤ暦などがある。 現代において世界中で用いられている暦の元となったのはローマ暦であり、ユリウス暦を経て現行のグレゴリオ暦となった。
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歴史的な単位
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物質量を表す歴史的な単位として以下に挙げるようなものがあるが、計量法ではモルのみの使用しか認めていないことから、MSDSのような公示文書や商品の計量表示ではモル以外の表記は推奨されない。 グラム原子 (gram atom) 単体の物質量を表す単位で、原子 1 mol を含む単体が 1 グラム原子である。例えば窒素 14.01 g は 1 グラム原子になる。 グラム分子 (gram molecule) 分子を形成する物質の物質量を表す単位で、分子 1 mol を含む物質が 1 グラム分子である。例えば窒素 14.01 g は 0.5 グラム分子になる。 グラムイオン (gram ion) イオンの物質量を表す単位で、イオン 1 mol が 1 グラムイオンである。例えば塩化ナトリウム 58.44 g にはナトリウムイオン 1 グラムイオンと塩化物イオン 1 グラムイオンが含まれる。 グラム式量 (gram formula mass) 分子を形成しないような物質の物質量を表す単位で、その物質の組成式1 molを含む物質が1グラム式量である。例えば塩化ナトリウム58.44 gは1グラム式量になる。 グラム当量 (gram equivalent) 中和反応や酸化還元反応に関与する物質の物質量を表す単位で、水素イオンあるいは電子 1 mol を放出あるいは受容する物質量が 1 グラム当量である。例えば硫酸 98.08 g は 2 mol の水素イオンを放出するから 2 グラム当量である。1 グラム当量の物質を含む 1 L の溶液の濃度が 1 規定である。
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