電磁気量の単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 07:18 UTC 版)
歴史的に電磁気量の単位系は、何らかの幾何学的な配位において作用する電磁気的な力の大きさに基づいて力学量の単位系から組み立てられる、一貫性のある単位系として定義されており、電気素量との理論的な関係はない。 現行のSIにおいて電気素量は電磁気量の単位を定義する定義定数として位置付けられているが、これも歴史的な単位から換算係数が簡単になるように値が決められているだけで、電気素量が定数であるという以上に理論的な裏付けに基づくものではない。 なお、1mol の電子の電気量は電気分解の法則で知られるファラデー(記号: Fd)であり、電気素量にアボガドロ数 NA mol をかけたものである。 Fd = (NA mol) e =(6.02214076×1023) × (1.602176634×10−19 C) = 96485.3321233100184 C(正確に)
※この「電磁気量の単位」の解説は、「電気素量」の解説の一部です。
「電磁気量の単位」を含む「電気素量」の記事については、「電気素量」の概要を参照ください。
- 電磁気量の単位のページへのリンク