その他の電磁気量の単位との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 01:33 UTC 版)
「ギルバート (単位)」の記事における「その他の電磁気量の単位との関係」の解説
電磁単位系においては、起磁力は電流と同じ次元を持つ。従って、ギルバートと電流の単位ビオはともに dyn1/2 であり、同一の単位に異なる名称を用いているに過ぎない。同一の単位に二つの単位に異なる名称を用いているのは、単位を用いる物理量が異なるためである。起磁力と電流は同じ次元を持つが同一の量ではないため、これらを直接に比較することはできない。電流を起磁力へと関係付けるには、コイルの巻数などの幾何学的な無次元量の因子をかける必要がある。この事情は国際単位系においても同様であり、旧くは起磁力の単位としてアンペア回数(アンペアターン、AT)が用いられていた。 MKSA/SI物理量emuesu/gauss MKSA/SI物理量emu/gaussesuアンペア (A) 電流 I 10−1 Bi 10−1c ボルト (V) - - - - ボルト (V) 起電力・電位 V 108 108/c アンペア (A) 起磁力・磁位 Fm 10−1×4π Gb 10−1×4πc オーム (Ω) 電気抵抗 R 109 109/c2 ジーメンス (S) - - - - クーロン (C) 電荷 Q 10−1 10−1c Fr ウェーバ (Wb) 磁荷 Qm 108/4π 108/4πc 電束 ψ 10−1×4π 10−1×4πc 磁束 Φ 108 Mx 108/c ファラド (F) 静電容量 C 10−9 10−9c2 ヘンリー (H) インダクタンス L 109 109/c2 V/m 電場 E 106 106/c A/m 磁場 H 10−3×4π Oe 10−3×4πc - - - - 磁化 M 10−3 10−3/c C/m2 電束密度 D 10−5×4π 10−5×4πc テスラ (T) 磁束密度 B 104 G 104/c 電気分極 P 10−5 10−5×c 磁気分極 Pm 104/4π 104/4πc F/m 誘電率 ε 10−11×4π 10−11×4πc2 H/m 透磁率 μ 107/4π 107/4πc2 表の見方 この項目は、物理学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:物理学/Portal:物理学)。
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