電磁気学の発達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:56 UTC 版)
電気と磁気の挙動はファラデー、オームらによって研究された。マクスウェルは1855年から1864年までに発表した3つの論文で、マクスウェルの方程式で記述される電磁気学という単一理論で二つの現象を統一的に説明した。この理論によって光は電磁波であると予言された。この予言は後にヘルツによって実証された。 1895年にレントゲンがX線を発見し、1896年にはベクレルがウランの放射能を、1898年にはピエール・キュリーとマリ・キュリーがウランよりも強力な放射能を持つラジウムを発見した。これが核物理学の起こりとなった。 トムソンは1899年に、原子よりもはるかに小さな質量を持ち、負の電荷を持つ電子の発見を発表し、1904年には、最初の原子のモデルを提案した。このモデルは現在プラムプディング模型として知られている(原子の存在は1808年にドルトンが提案していた)。
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