機械化聖騎士師団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 16:14 UTC 版)
正式名称「マシーナリー・ナイト・デイヴィジョン」。アンゼロッタ・ユーディナによって設立された。機械で音を再生し魔法を効率良く使用したりするなど、科学と魔法を組み合わせて戦う新設の師団。現在は試験中の実験部隊。 アンゼロッタ・ユーディナ 聖騎士将軍 「至高の人」(ザ・ワン・オブ・スプレマシー) わずか二十代で聖騎士将軍へと上り詰め、機械化装備を作り上げた、魔法世界にその名を轟かせる天才魔導師。当代最強の聖騎士の一人にして最高の神音魔導師でもあり、「三十六宮」にも匹敵する圧倒的な実力を持つ超高位魔導師。漆黒の髪の美女。神音魔法を使い限定的ではあるが相似大系に近い魔術を完成させた天才。複数の音を同時に聞き分けることにより、同時に複数の魔法を使うことができる。 再演魔導師であるきずなと「賢者の石」を狙い、五千名の機械化聖騎士師団を率いて東京に侵攻する。 仁は彼女とメイゼルが似ているような気がしていたが、魔法に詳しい別歴史のきずなによると、アンゼロッタはメイゼルの螺旋同位体で、普通の生まれではないらしい。 リュリュ・メルル 上級聖騎士 第三試験小隊副隊長 元エレオノール隊 神音世界の名門、メルル家の令嬢。生真面目な性格をしている。エレオノールを「お姉様」と呼び慕う。エレオノールが離脱するきっかけを作った仁を激しく憎んでいる。 再演魔術の《神》が降臨すると、騎士団の一方的な大義に疑問を抱くようになる。一度仁に捕らえられた後に脱走するが、戦闘の巻き添えで重傷を負った寒川紀子を救ったのを機に再び仁やエレオノールに同道する。アンゼロッタと対峙した際《黒騎士》ユーグに諭されて、この世界の人々と一緒に《神》の意義を問い直すことを進言する。しかし決戦を生き抜く力量はなく、最期にエレオノールと和解して息を引き取った。 ジェイク・フェニックス 上級聖騎士 第三試験小隊隊長 ジャズを好む音痴な聖騎士。神音魔導師は音を正確に聞き取り奏でられなければ強力な魔法が使えないため、自他共に認める落ちこぼれである。しかしふて腐れていた時に、とあるジャズバーでマスターから「(どんな時でも)音楽は楽しめ」と言われ、以来明るい性格になり、同じ落ちこぼれたちを引っ張る良きリーダーになる。核爆弾回収の任を帯びて地下都市に進攻するが、隠された2個目の爆弾の爆発に巻き込まれて死亡した。 ベレーロ・ネロ 機械化聖騎士団の参謀。倉本慈雄ことマルク・フェルゼーの旧友だった。部下とともにきずなを襲撃するが、手を汚すことを決意した彼女に返り討ちにされた。
※この「機械化聖騎士師団」の解説は、「円環少女」の解説の一部です。
「機械化聖騎士師団」を含む「円環少女」の記事については、「円環少女」の概要を参照ください。
- 機械化聖騎士師団のページへのリンク