機械化設定隊の編成とは? わかりやすく解説

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機械化設定隊の編成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/13 20:28 UTC 版)

飛行場設定隊」の記事における「機械化設定隊の編成」の解説

1942年昭和17年8月以降太平洋戦争中期入ってソロモン諸島の戦い激化すると、制空権確保のために飛行場の急速整備重視されるようになり、飛行場設定隊急速に拡大進められた。東條英機首相の「アメリカ軍1週間飛行場整備してしまうから、日本3日整備できるよう研究せよ」との掛け声きっかけに、工事中陸軍柏飛行場舞台にした研究始まった鉄道省農林省東京都など土木機械提供し軍官民の共同研究が2カ月渡り実施された。その結果機械化不可欠であるとの判定がなされ、同年11月下旬には、伐開機などを追加装備した最初機械化され飛行場設定隊、第11野戦飛行場設定隊編成された。人員機材とも従来より大幅に強化した飛行場設定隊編制考案され、計10個の機械化設定隊の動員着手されている。 1943年昭和18年2月飛行場設定技術研究人員訓練目的とした専門機関として、陸軍飛行場設定練習部が豊橋置かれた。同年7月には、航空総監部の名で『野戦飛行場設定参考』と題する新しマニュアル作成配布されている。 同年9月には、さらに16個の半機械化され設定隊が追加された。同時に飛行場設定隊増設対応した指揮管理組織増強行われることになり、野戦飛行場設定司令部新種部隊として編成され戦地の軍へと編入されるようになったその後も、絶対国防圏構想合わせた航空基地整備のため、飛行場設定隊増設進められ、翌1944年昭和19年)には40隊(機械化15隊・半機械30隊・人力5隊)もの動員計画された。実際に同年3月23日に、軍令甲第33号もとづき飛行場設定司令部3個・飛行場設定隊38隊(うち機械化9隊)が臨時編成された。戦史叢書によれば同月にはさらに6個の飛行場設定隊編成されているという。 太平洋戦争後期になると、人員機材尽き果てた中で、人力作業によって建設作業を行う飛行場設定隊多数現地編成された。

※この「機械化設定隊の編成」の解説は、「飛行場設定隊」の解説の一部です。
「機械化設定隊の編成」を含む「飛行場設定隊」の記事については、「飛行場設定隊」の概要を参照ください。

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