横浜タウンバス
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横浜タウンバスは2007年4月1日より横浜市営バスの134系統を継承し運行を開始した路線バスである。運行はフジエクスプレス横浜営業所が担当している。現在は、2008年7月8日よりダイワコーポレーションの従業員送迎バスより派生した、新山下・ダイワコーポレーション線と134系統の2路線が存在する。使用車両は全車、赤レンガ倉庫や横浜ベイブリッジなどのみなとみらい21の観光名所のピクトグラムが施された専用の中型車が充当され、PASMO・Suicaおよび相互利用可能な交通系ICカードが利用できる。また、横浜市が発行する福祉乗車証「福祉特別乗車証(福祉パス)」「敬老特別乗車証(敬老パス)」が利用できる。 運賃は全線均一で大人220円(現金・IC運賃同額)、小人110円。 2014年4月1日の消費税増税で、大人210円(現金・IC運賃同額)から、現金運賃220円・IC運賃216円に値上げ。2019年の消費税増税でIC運賃割引が消滅、現金・ICともに220円均一に値上げされた。障害者手帳の提示により、身体障害者・知的障害者は運賃割引がある。精神障害者への割引制度はないが、横浜市民であれば精神障害者保健福祉手帳の所持者には上述の「福祉特別乗車証(福祉パス)」が交付されるため無料で乗車できる。 134系統 桜木町駅前 → 伊勢佐木長者町駅前 → 麦田町 → みなと赤十字病院 → 本牧 → 三溪園入口 → 大鳥中学校前 → みなと赤十字病院 → 麦田町 → 伊勢佐木長者町駅前 → 桜木町駅前 桜木町駅前 → 伊勢佐木長者町駅前 → 麦田町 → みなと赤十字病院 → 本牧 → 三溪園入口 → 大鳥中学校前 本牧 → 三溪園入口 → 大鳥中学校前 → みなと赤十字病院 → 麦田町 → 伊勢佐木長者町駅前 → 桜木町駅前 桜木町駅から日ノ出町・山元町・麦田町、横浜市立みなと赤十字病院を経由し、本牧地区を結ぶ路線。 2007年3月31日までは横浜市営バスが、桜木町駅前 - 伊勢佐木長者町駅前 - 山元町 - 麦田町 - みなと赤十字病院 - 本牧原 - 本牧元町 - 本牧車庫という経路で運行していたが、翌日からフジエクスプレスが運行を引き継ぎ、本牧地区で循環するように運行経路を変更した。 1時間に1本から2本の運行。朝に2本のみ本牧発の桜木町駅前行き、夜に1本のみ桜木町駅前発本牧経由の大鳥中学校前行きが、平日・土休日を問わず毎日出入庫路線として設定される。 横浜市営バス路線の民間移譲については「横浜市営バス#路線再編成」を参照 新山下・ダイワコーポレーション線 直通: 桜木町駅前 - (無停車) - 新山下・ダイワコーポレーション前 桜木町駅前 - みなと赤十字病院 - 新山下・ダイワコーポレーション前 2008年7月8日運行開始。ダイワコーポレーション新山下営業所への直行便。企業の従業員輸送路線だが一般客も乗車可能。 2013年1月15日より一部の便が横浜市立みなと赤十字病院に乗り入れ開始、通院需要にも対応するようになった。 平日のみ運行。桜木町駅前発は7時台から12時台まで1日4本、ダイワコーポレーション前発は9時から19時まで1日5本運行。 2019年10月1日のダイヤ改正で、利用低迷と乗務員不足を理由に減便。桜木町駅前発は1日3本、ダイワコーポレーション前発は1日4本となり、日中の便が消滅した。
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