横浜シーサイドライン逆走衝突事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「横浜シーサイドライン逆走衝突事故」の解説
★2019年(令和元年)6月1日20時15分頃(無人運転車両による逆走事故) 横浜シーサイドライン金沢シーサイドライン(AGT路線)の新杉田駅にて、営業運転中の2000形車両(新杉田発並木中央行き5両編成)が乗降の扱いを終え、ドアを閉めると同時に進行方向と逆方向に暴走し、約25m先の駅構内に設置される車止めに衝突、6人が骨折などの重傷を負い、合計17人が負傷するという事故が発生した。事故発生の原因については運転台切り替えの不具合などを含めた自動運転システム(ATO)の電気系統か車両のエラーとされており、運輸安全委員会は翌日から調査を始めた。調査の結果、モーターに進行方向(回転方向)などの情報を伝達するケーブルの断線が原因とされた。事故3日後の6月4日より、手動運転で運行が再開された。防止策を示した上で自動運転を再開するとの見解がなされたが、運営会社の横浜シーサイドラインは8月27日に会見を行い、9月6日に自動運転を再開すると発表した。 8月31日からの運転席に保安要員を同乗させる形での自動運転再開を経て、発表通り9月6日より完全自動運転が再開された。詳細は「金沢シーサイドライン新杉田駅逆走事故」を参照
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